何度訪れても飽きがこない、宮古島のダイビングスポットは、その多様な魅力から初心者から上級者まで幅広いダイバーに愛されています。宮古島の海は、自然が織りなす壮大な地形や豊かなサンゴ礁に恵まれ、そのどれもがダイビングを通じて探求する価値のある宝物です。エリア別に魅力的なスポットをご紹介します。

八重干瀬エリア「自然のアクアリウム」

宮古島の北部に位置する八重干瀬(やびじ)エリアは、まるで自然のアクアリウムのように広がるサンゴ礁が特徴です。浅瀬のクリスタルブルーの水中には、さまざまな形状のサンゴが広がり、その中に色鮮やかな魚たちが泳ぐ光景は、見る者を癒しの世界へと誘います。

おすすめスポット

バブルシャワー

サンゴの隙間から湧き上がる無数の気泡が作り出す神秘的な光景が魅力!

サマードーム

夏場の太陽光線が差し込む洞窟内部で見られる幻想的な光のショー

クロスホール

交差する2つの洞窟が作り出す神秘的な空間と光のコントラスト

白鳥幼稚園

ソフトコーラルが風に揺れる姿が白鳥の群れのように見えることから名付けられた癒しのスポット

特にスノーケリングでも十分に楽しめるこのエリアは、初心者ダイバーにもおすすめです。さらに、ダイビングサービスによっては、サンゴのかけらでできたバラス島や秘境スポットを巡るツアーも提供されており、特別な体験を求めるダイバーに最適です。

宮古島の西側に位置する伊良部島と下地島は、宮古島を代表する地形ダイビングスポットが集まるエリアです。ここでは、何百万年もの時をかけて海水が岩を削り出した壮大な芸術作品を体験できます。

「通り池」では淡水と海水が混じり合う不思議な光景が見られ、「なるほどザケープ」では複雑な地形と豊かな海洋生物が共存する特別な環境を楽しめます。このエリアは、地形好きダイバーにとって必見のスポットとなっています。

宮古島の南海岸には、さらに多くの地形スポットが点在しています。波の力強さと時間が生み出した圧巻の景観がダイバーを魅了します。

「ナガサクバナ」や「七又アーチ」など、巨大な岩のアーチや深い洞窟が連なり、ダイバーを圧倒する景観が広がります。また、運が良ければ大物の魚を狙えるスポットもあり、エキサイティングなダイビング体験が可能です。さらに、来間島周辺では、初心者でも楽しめる穏やかなスポットも多数あり、スキルに合わせて様々なダイビングが楽しめます。

宮古島の東海岸エリアは、その独特の地形がダイバーに人気のスポットです。静かな海の中に広がる神秘的な空間が、まるで別世界への旅を提供してくれます。

イソギンチャクの中に隠れる生物たちや、砂地に広がる独自の地形が特徴で、じっくりと自然の造形美を楽しむのに最適なエリアです。「光のガーデン」では、差し込む光線が水中の植物や生物を照らし出す幻想的な光景を楽しめます。長期滞在をすれば、地形の美しさを存分に堪能できるため、宮古島のダイビングの奥深さにどっぷりと浸ることができます。