
🏖️ 宮古島・真謝海岸(まじゃかいがん)― 静寂と青の隠れ家ビーチ
宮古島の東岸、平良西原の一角にひっそりと広がる真謝海岸。
観光パンフレットにもほとんど載らないこのビーチは、真謝漁港を中心に、東西にふたつの浜が分かれる“穴場中の穴場”です。
訪れる人の少ない静かな環境は、手つかずの自然を楽しみたい旅人にとってまさに理想の場所。
喧騒から離れ、風と波音だけが響く時間が流れています。

🌊 西側ビーチ:シュノーケリング天国
真謝漁港の西側のビーチは、白い砂浜が緩やかに海へと続く、美しい入り江。
リーフまでの距離は約100メートルほどで、浅瀬にはサンゴ礁や熱帯魚が豊富に見られます。
リーフを越えた先には急激な水深変化があり、水中洞窟のような地形も。
そのため、よりディープな海の表情を楽しむ上級者にも人気のスポットです。
ただし、リーフ外は潮の流れが強くなる時間帯もあり、特に大潮時には要注意。
無理せず、安全に楽しむ範囲でのシュノーケリングを心がけましょう。

☀️ 東側ビーチ:家族連れに最適な穏やかな海
一方で東側のビーチは、サンゴの少ない砂地が広がり、遠浅で穏やかな海が広がっています。
小さな子ども連れの海遊びや、水辺でのんびり過ごすのにぴったりなスポットです。
波打ち際でちゃぷちゃぷと水遊びを楽しんだり、干潮時に出現する浅瀬で生き物を探したりと、自然観察にも適しています。
満潮時には、光を反射する水面が一面に広がり、まるで絵画のような幻想的な景色に包まれます。
🧴 設備と注意点:静寂ゆえの“準備”が鍵
真謝海岸は商業化されておらず、シャワー設備はありません。
トイレは漁港に隣接して1か所のみ。飲み物や食料は事前に購入しておくのがおすすめです。
また、ビーチには時折漂流ゴミが打ち上がることもあります。自然の美しさを守るため、利用者自身による清掃意識も大切です。
レンタルショップは一切なく、シュノーケリングセットやアクアシューズなどは持参必須。
特に砂浜には細かなサンゴ片が混じっているため、裸足ではなくアクアシューズの着用が安全です。
🌴 真謝海岸の魅力まとめ
■ 観光客の少ない穴場
静かに過ごせるプライベート感の高いビーチ
■ 西側ビーチ
サンゴ・熱帯魚・水中洞窟も楽しめるシュノーケリング向き
■ 東側ビーチ
遠浅で穏やか。子連れや初心者向けの海遊びに最適
■ 設備
トイレのみ。シャワーや売店・レンタルは無し
■ 必要な持ち物
飲料・食料・日除け・アクアシューズ・シュノーケル道具など
📍アクセス情報
真謝海岸(まじゃかいがん)
沖縄県宮古島市平良西原
駐車スペース:あり(漁港周辺のスペース利用可能)
公共交通:バスの便は少ないため、アクセスにはタクシーかレンタルバイク推奨
人混みを避けて、本当の意味で“宮古島の自然”と向き合いたい人には、真謝海岸はこれ以上ない癒しの場所です。
静けさの中にある美しさと、海の優しさを、ぜひ体験してみてください。
最近のコメント