🧤見つけても触らない‼️宮古島の海の危険生物たち~知らずに近づくと命に関わることも~

宮古島の透き通った海には、美しさの裏に“猛毒”を秘めた生物たちが潜んでいます。ダイビングやシュノーケル中に触れてしまうことで、重大な事故や命の危険につながることも。事前に危険生物を知り、安全に楽しみましょう。

🔴オニヒトデ

毒トゲに注意!サンゴを食べる有害種

毒のあるトゲに触れると激痛と腫れ、吐き気やめまいも。素手で触らず、見かけたら距離を取ること。

📏特徴:直径30cmほど。赤紫色の体と鋭いトゲ。

🧯応急処置:40~45℃のお湯に30分程度浸ける。

⚠️ハブクラゲ

沖縄で最も危険なクラゲ!

刺されると皮膚がただれ、呼吸困難やショック症状に陥る危険も。特に夏場は注意。

📏特徴:半透明の傘と長い触手。

🧯応急処置:酢をかけて触手を取り除き、すぐに病院へ。

🦠カツオノエボシ(電気クラゲ)

電撃のような痛みを伴う猛毒クラゲ

沖合から流れ着く。刺されると激痛と腫れが走り、アナフィラキシーの危険も。

📏特徴:青く浮いた浮袋と長い触手。

🧯応急処置:触手を取り除き、海水で洗浄。病院へ。

🌿ガンガゼ

黒く鋭いトゲのウニ。足元注意!

刺さるとトゲが体内に残り、激痛と炎症を引き起こす。

📏特徴:黒く長いトゲ。

🧯応急処置:熱いお湯に浸ける(オニヒトデと同様)。

🟤オニダルマオコゼ

“海の中の地雷”とも呼ばれる猛毒魚

岩にそっくりな姿で海底に潜み、背びれに強い毒。踏むと激痛と共にショック症状に。

📏特徴:体長40cmほど、茶色でごつごつした姿。

🧯応急処置:患部を温め、早急に病院へ。

⚫️ゴンズイ

背びれと胸びれのトゲに毒あり!

群れで泳ぎ、釣りや磯遊び中に触れることも。刺されると腫れや激痛が生じる。

📏特徴:ヒゲがあり、列を作って泳ぐナマズ型の魚。

🧯応急処置:熱湯で温める。ひどい場合は病院へ。

🐍ウミヘビの仲間

神経毒を持つが、むやみに攻撃しない

強力な毒を持つが、おとなしく人に噛むことは稀。とはいえ、近づかないのが安全。

📏特徴:しま模様の体、海中をゆっくり泳ぐ。

🧯応急処置:噛まれた場合は早急に病院へ。

🪸ウンバチイソギンチャク

触れるだけで強烈な毒を持つイソギンチャク

うっかり触れると激しい痛みと腫れ、呼吸困難になることも。岩場に多く潜む。

📏特徴:波打ち際や潮だまりに生息。地味な見た目。

🧯応急処置:酢や海水で洗い流し、すぐに医療機関へ。

🐚イモガイの仲間

“毒の銛”で刺す、沖縄最強の毒貝

手のひらサイズの巻貝だが、針状の毒針を発射して麻痺・呼吸停止を引き起こす。死亡例もあり。

📏特徴:見た目は美しい貝殻。動きは遅い。

🧯応急処置:すぐ病院へ。人工呼吸が必要になる場合も。

🚨海で命を守る6つの心得

1️⃣ 海ではむやみに生物に触れない

2️⃣ マリンシューズ・ラッシュガードを着用

3️⃣ 見慣れないものに近づかない

4️⃣ 遊泳区域・防止ネット内で遊ぶ

5️⃣ 応急処置の知識を身につける

6️⃣ 子どもや初心者には特に注意を払う

🔵編集部より

“宮古島の美しい海”を安全に楽しむには、知識とマナーが不可欠です。危険生物に注意しながら、島での最高の思い出を作りましょう。