
泡盛の島、宮古島──老舗酒造からこだわり酒屋まで。泡盛文化を巡る旅へ
沖縄を代表する伝統酒「泡盛」は、タイ米を原料に黒麹菌を使って発酵・蒸留する独自の製法で造られた蒸留酒です。その中でも、宮古島は古くから泡盛文化が根付いた土地であり、島の自然・風土・人々の暮らしと密接に結びついてきました。

宮古島には現在6つの酒造所が存在し、それぞれが受け継がれた技と想いを守りながら、時には革新的な取り組みも取り入れつつ、個性豊かな泡盛を造り続けています。また、地元の泡盛を豊富に取り揃える酒屋も点在し、旅人にとって忘れがたい“島の一杯”との出会いを提供してくれます。
ここでは、宮古島で訪れるべき泡盛酒造と、ぜひ立ち寄りたい3つの酒屋をご紹介します。
【宮古島の6つの酒造所】
■ 多良川酒造|洞窟が育む“時の泡盛”──宮古島の老舗が醸す深みと誇り
宮古島の泡盛文化を語るうえで、欠かすことのできない存在が**「多良川酒造」。
1954年の創業以来、70年近くにわたり地元・宮古の人々に愛され、全国から泡盛ファンを惹きつける老舗の酒造所**です。
伝統を守りながらも進化を続けるその姿勢と、他にはない熟成手法が、この蔵を唯一無二の存在へと押し上げています。
多良川酒造最大の特徴は、宮古島の自然が生んだ“秘密の空間”──天然の洞窟を活かした古酒(くーす)の貯蔵・熟成です。
この洞窟は島の地層が形成した天然の石灰岩の中にあり、年間を通じて温度は約17〜18℃、湿度は80%前後という理想的な環境を維持。
この安定した空間で、泡盛は静かに、ゆっくりと、まるで呼吸するように時を重ねていきます。
「寝かせれば寝かせるほど旨くなる」と言われる泡盛ですが、多良川の古酒はまさにその極み。
熟成が進むことでアルコールの角がとれ、香りに丸みと奥行きが加わり、口当たりはまろやかで芳醇。
年月をかけてしか生まれないこの“味の深み”は、多良川酒造が地元から観光客にまで広く愛されている理由のひとつです。
訪れる人には、酒造見学や洞窟貯蔵庫ツアーといった体験型プログラムも用意されており、泡盛の製造過程を目で見て、香りをかいで、試飲で舌でも感じることができます。
洞窟の入り口に立った瞬間、ひんやりとした空気と泡盛が熟成される静かな時間が流れ、まるで“酒が眠る神殿”に踏み込んだかのような神秘的な体験に包まれます。
ラインナップも豊富で、初心者向けのライトな泡盛から、長期熟成された希少な古酒、さらに泡盛をベースにしたリキュールやスピリッツなど、進化するクラフト泡盛まで幅広く展開。
お土産選びにも最適で、ギフトボックス入りの古酒は**“時間を贈る”特別なプレゼント**としても人気です。
📍 基本情報
- 住所:沖縄県宮古島市平良字下里241
- 電話番号:0980-77-4108
- 公式サイト:多良川酒造公式サイト
宮古島の土地・人・時間が育てた泡盛。
その“深みの正体”を探しに、多良川酒造を訪れてみてはいかがでしょうか。
一滴に込められた、宮古島の記憶と美学が、きっと旅の余韻をより濃く、長くしてくれるはずです。

■ 菊之露酒造|島の名を背負う重み──宮古島を代表する老舗泡盛の矜持
「菊之露(きくのつゆ)」――その名を聞けば、泡盛ファンならずとも一度は耳にしたことがあるはず。
宮古島を代表する銘柄として全国にその名を広めてきた**「菊之露酒造」**は、昭和初期創業の老舗蔵元。
その歩みはまさに、泡盛とともに宮古の時代を築いてきた歴史そのものです。
「菊之露」という名は、**“高貴な花に宿る朝露”のように尊く澄んだ酒を目指す”**という願いから命名されたと伝えられています。
その味わいは、まさに名に恥じぬ重厚な個性を持ち、しっかりとしたコク、まろやかな甘み、そして長い余韻が特徴。
特に主力銘柄の「菊之露ブラウン」や「VIPゴールド」などは、県内外の居酒屋やレストランでも広く提供されており、泡盛初心者から愛好家まで幅広く支持されています。
一方で、老舗としての伝統を守る一方で、時代に合わせた挑戦も怠らないのが菊之露酒造の魅力です。
近年では、プレミアム志向の高まりに応えた長期熟成古酒シリーズや限定ボトル、さらには若い世代や女性にも手に取りやすいスタイリッシュなデザインの泡盛も展開。
昔ながらの甕仕込み製法や黒麹仕込みの技法を守りつつ、現代の食卓やライフスタイルに寄り添う柔軟な商品展開で、“次の世代に繋ぐ泡盛”としての役割を果たしています。
酒造の敷地内には、蔵元直営の売店や展示スペースがあり、各種泡盛のテイスティングや限定商品の購入も可能。
観光の合間に立ち寄れば、造り手の想いとともに、宮古島の泡盛文化の奥深さを感じることができる貴重な体験になるはずです。
また、県外での流通量が多いという特徴もあり、旅の思い出を日本各地で再び味わえる点でも、**“旅の余韻を持ち帰れる酒”**として親しまれています。
📍 基本情報
- 住所:沖縄県宮古島市平良字西里290
- 電話番号:0980-72-2669
- 公式サイト:菊之露酒造公式サイト
「宮古島の泡盛といえば?」の問いに、多くの人が真っ先に思い浮かべる存在、それが菊之露。
島の名を背負い続けるその一杯は、旅人の舌に“宮古の記憶”を静かに刻み込みます。

■ 宮の華|女性の感性が紡ぐ、やさしさと凛とした泡盛
伊良部島の静かな空気に溶け込むように佇む「宮の華酒造」。
1948年の創業以来、島の伝統を大切に守りながら、常に新たな泡盛の可能性を探り続けている蔵元です。
その最大の特徴は、杜氏をはじめとする酒造スタッフの多くが女性であること。泡盛業界において女性が主導する蔵元は極めて珍しく、その感性を活かした繊細な味わいが注目を集めています。
酒造名「宮の華」には、**“宮古の枯れない心の華でありたい”**という想いが込められており、島の文化と暮らしの中に寄り添う存在として長く親しまれてきました。
泡盛といえば「力強くてクセがある」といったイメージを持つ方も多いですが、宮の華の泡盛はまろやかで口当たりがやさしく、泡盛ビギナーにも心地よく染み入る味わい。
特に女性向けに開発された「華翁(はなおき)」や「うでぃさんの酒」などのシリーズは、スッキリとした飲み口と華やかな香りが特徴で、食中酒としても優秀です。
また、ボトルデザインにも強いこだわりがあり、現代的で洗練された印象を与えるパッケージは、贈答用や旅の記念にもぴったり。
「泡盛はもっと自由であっていい」というメッセージが随所に込められており、宮の華の取り組みは、泡盛文化の裾野を広げる新たな風となっています。
伊良部大橋を渡ってアクセスできる伊良部島の酒造には、蔵直売所が併設されており、限定商品や試飲体験が可能。
酒蔵見学では、実際に造り手たちの丁寧な仕事ぶりや、泡盛に込められた想いを肌で感じることができます。
この土地、この人、この水でしか生まれない味──旅の感動をボトルに詰め込んで持ち帰ることができる、そんな場所です。
📍 基本情報
- 住所:沖縄県宮古島市伊良部字仲地158-1
- 電話番号:0980-78-3008
- 公式サイト:https://miyanohana.co.jp
“柔らかく、しなやかで、美しい。”
その表現が似合う泡盛を探すなら、宮の華酒造は間違いなく外せない一軒。
島の自然と、女性たちの手が育てたこの一杯が、あなたの旅に華を添えてくれることでしょう。

■ 沖之光酒造|“時”と向き合い、“まろやかさ”を育てる職人の蔵
「早さより、深さを。」
それが、宮古島・下里の地で1948年の創業以来、一貫して貫かれてきた「沖之光酒造」の精神です。
創業から70年以上、泡盛の熟成にこだわり続ける老舗の酒造所であり、すべての泡盛を最低でも1年以上熟成させてから出荷するという頑なな信念を守り続けています。
泡盛は、寝かせれば寝かせるほど、角が取れてまろやかに、そして深く芳醇な味わいへと変化していくお酒。
沖之光酒造ではこの熟成の力を最大限に引き出すため、貯蔵・管理に細心の注意を払いながら、出荷の“その時”を見極めているのです。
そのため、どの銘柄を口にしても、まず感じるのは「やさしい丸み」と「落ち着いた余韻」。
泡盛に馴染みのない観光客でもスッと受け入れられる味わいでありながら、酒好きの地元民からは“食事を邪魔せず、芯が通っている”と高く評価されています。
代表銘柄の「沖之光(おきのひかり)」は、穏やかな香りとキレの良さが特長で、島料理との相性も抜群。
特におすすめなのが「沖之光 3年古酒」。豊かでとろみのある口当たりと、わずかにバニラを思わせる香ばしさが重なり合い、まるで熟成したウィスキーのような深みある一杯を楽しめます。
また、地元の居酒屋や民宿で“いつもの泡盛”としても親しまれており、観光客でも自然と手に取れる存在。特に“常連の島人が飲んでいる酒”という安心感から、旅の食卓にもすっと溶け込んでくれることでしょう。
工場の敷地内では、見学や試飲は行っていないものの、直売所での購入が可能で、ここでしか手に入らない限定商品も。
泡盛通はもちろん、初めての方にもぜひ訪れてほしい、静かなる名酒のふるさとです。
📍 基本情報
- 住所:沖縄県宮古島市平良字下里1174
- 電話番号:0980-72-2245
- 公式サイト:https://okinnohikari.com
“派手さはない。でも、じんわり染みる。”
それが「沖之光酒造」の泡盛の魅力。
観光の合間に、島人に長く愛される一杯を手に取り、宮古島の“時間の豊かさ”を感じてみてはいかがでしょうか。

■ 渡久山酒造|伊良部島の自然とともに歩む、手造り泡盛の蔵
「伊良部島の大地と水が育てた、ぬくもりの泡盛。」
宮古島から伊良部大橋を渡った先、佐和田地区にひっそりと佇む「渡久山酒造」は、1950年創業の家族経営の酒造所です。観光地化の波から少し距離を置いたこの蔵は、“伊良部島らしさ”を守り抜く職人の誇りと丁寧な手仕事が宿る場所。
蔵のこだわりは、まず仕込み水にあります。伊良部島の地下深くから汲み上げられるミネラル豊富な天然地下水を使用。島特有の石灰岩質を通って濾過されたこの水は、まろやかで柔らかい口当たりの泡盛を生み出す重要な要素です。
仕込みには、昔ながらの黒麹菌を使用。華やかさというよりも、コクと深み、そしてやさしい後味を大切にした造りを信条としており、島の気候に合わせて発酵のタイミングも丁寧に管理されています。
渡久山酒造の代表銘柄「伊良部島」は、ふくよかな香りと円熟したコクが特徴。特におすすめなのは**3年以上寝かせた古酒(クース)**で、口に含んだ瞬間に丸みのある甘さが広がり、そのあとにじんわりと穀物の旨味が追いかけてきます。地元では「食中酒」として親しまれ、刺身や煮つけなどの魚料理と相性が良いと評判です。
また、渡久山酒造は年間生産量が少なく、地元消費が中心のため、島外ではなかなか出会えない“隠れた名酒”でもあります。観光の記念に購入するなら、蔵元直販や伊良部島内の限られた店舗がおすすめ。素朴な包装に、誠実な酒造りの姿勢がにじみ出ています。
📍 基本情報
- 住所:沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1500
- 電話番号:0980-78-3006
- 紹介ページ:[公式サイト・特集記事などにリンクがあれば挿入可能]
旅の記憶に残る泡盛を選ぶなら、派手さよりも“静かな力強さ”を持つ一本を。
渡久山酒造の泡盛は、そんな旅人の心に寄り添ってくれるはずです。
伊良部島の海と空、そして島人の手仕事が育んだ味を、ぜひ一度味わってみてください。

■ 池間酒造|温度にこだわる、職人の技と時間が織りなす一本
「低温熟成が導く、しなやかな味わいと奥行き。」
宮古島の中心市街地から少し離れた西原地区にひっそりと佇む「池間酒造」は、島内でも知る人ぞ知る小さな泡盛酒造所。派手な広告や観光向けの演出とは無縁ながらも、職人たちの誠実な酒造りと技術力により、地元では“通好み”の酒蔵として知られています。
最大の特徴は、発酵から蒸留・熟成まで徹底した低温管理を行っている点です。気温が高くなる南国・沖縄で、あえて時間と手間をかけて温度を抑えることで、雑味を取り除きながら、素材本来の香りと旨味を最大限に引き出すという手法は、まさに池間酒造ならでは。
一般的な泡盛に比べて、池間酒造の泡盛は香りが柔らかく、口当たりもなめらか。しっかりとしたアルコール度数があるにも関わらず、驚くほどスッと喉を通るその飲みやすさに、思わず感嘆の声をもらす人も少なくありません。
なかでも人気の銘柄「瑞穂(みずほ)」や「玉の露(たまのつゆ)」は、新酒でありながらも古酒(クース)を思わせる円熟味が感じられ、ロックでも水割りでも料理と自然に寄り添う一本です。さらに、100%古酒を使用した限定商品も展開しており、泡盛ファンなら一度は味わってみたい逸品といえるでしょう。
池間酒造のもう一つの魅力は、その“職人酒”としての姿勢です。大量生産をせず、小ロットで丁寧に造り続けることを信条とする蔵だからこそ、一本一本に造り手の想いがこもっており、飲み手に静かな感動を与えてくれます。
📍 基本情報
- 住所:沖縄県宮古島市平良字西原57
- 電話番号:0980-72-2425
- 紹介ページ:※公式情報や購入サイトがあれば挿入
観光の途中で出会うには少し控えめな存在かもしれませんが、“本当においしい泡盛”を探す旅には、必ず訪れたい蔵元の一つ。
池間酒造の一杯には、宮古島の静かな風と、酒造りへの揺るぎない情熱が詰まっています。
泡盛ビギナーにも玄人にも、心からおすすめできる一本です。

【島の味を持ち帰ろう。宮古島のおすすめ酒屋3選】
■ 島の酒屋 酒得(しゅとく)|宮古島の“酒どころ”を網羅する、泡盛のセレクト拠点
「宮古島6酒造の泡盛が勢揃い!泡盛選びの入り口はここから。」
宮古島・平良の下里通り沿いにある「島の酒屋 酒得(しゅとく)」は、泡盛好きはもちろん、泡盛初心者にも優しい、**“地元密着型のセレクト酒屋”**です。
この一軒に立ち寄れば、**宮古島にある全6つの酒造所(多良川・菊之露・宮の華・池間・渡久山・沖之光)**の泡盛がずらりと並び、その場で比較・購入ができるという、島内でも希少な存在です。
店内は決して広くはないものの、棚ごとに泡盛の特徴や酒造ごとの個性が分かりやすく配置されており、初めて泡盛に触れる方でも迷わず選べる工夫が施されています。たとえば、「古酒(クース)」と「一般酒」の違いや、甘み・香りの強さ別におすすめを提示するなど、購入前にしっかり納得できる案内と接客が嬉しいポイント。
スタッフは、泡盛をよく知る地元の方ばかりで、「どの酒造の泡盛がどんな料理と合うのか?」「初心者でも飲みやすい一本は?」といった質問にも丁寧に答えてくれます。観光客から「ここで教えてもらった泡盛が忘れられない」とリピーターになる人も多く、“泡盛の入り口”として信頼されている酒屋です。
特に人気が高いのは、島の酒造所を巡る時間がない人に向けた“6酒造飲み比べセット”。少量サイズで、味や香りの違いを気軽に楽しめると好評で、お土産にも喜ばれます。また、季節限定品や島外には流通しにくい特別ラベルの泡盛も多数取り扱っており、泡盛好きにはたまらないラインナップが揃っています。
さらに、泡盛だけでなく、島産リキュールや梅酒、宮古島ならではの泡盛ベースのシークヮーサー酒なども取り扱っており、「飲みやすいお酒を探している」「プレゼント用に買いたい」というニーズにもぴったり。包装や配送手配も柔軟に対応してくれるため、旅先から直送で贈るギフトとしても便利です。
📍 基本情報
- 住所:沖縄県宮古島市平良字下里779-1
- 電話番号:0980-74-2091
- 営業時間:店舗に要確認(午後遅く〜夜間が多い傾向)
- 定休日:不定休(事前の電話確認がおすすめ)
観光で宮古島を訪れたなら、泡盛選びの“初めの一歩”として、ぜひ立ち寄ってほしい名店。島の伝統文化と酒造りの奥深さを、丁寧な接客と豊富な商品で体感できる場所です。
「泡盛って、こんなに味が違うんだ!」という気づきが、きっとこの店から始まります。

■ ワイン専門店 コートドール|宮古島で世界と島の美酒が交差する場所
「世界のワインと、島の泡盛が並ぶ特別な一軒。宮古島の“美味しい記憶”をここで。」
宮古島・西里通りのほど近くに店を構える「ワイン専門店 コートドール」は、離島であることを忘れるほどの本格派セレクトで知られる、**“宮古島唯一のワインと泡盛の融合ショップ”**です。ワイン愛好家だけでなく、地元の泡盛ファンや観光客にも支持される、知る人ぞ知る名店です。
店内に一歩足を踏み入れると、壁一面にずらりと並ぶ世界各国のワインボトルが目に飛び込みます。取り扱い銘柄は常時約1000種類以上。フランス・イタリア・スペインを中心に、アメリカ、チリ、南アフリカ、ニュージーランド、日本ワインに至るまで、幅広い価格帯とジャンルが揃っており、初心者からプロユースまで対応可能です。
注目すべきは、ただワインが多いだけでなく、一本一本の品質管理が徹底されている点。店奥には本格的な温度湿度管理付きのワインセラーが完備され、プレミアムワインや長期熟成を必要とする銘柄が大切に保管されています。そのため、高級ホテルやレストランのシェフも信頼を寄せ、プロが買いに来る酒屋としても有名です。
しかしコートドールの魅力はそれだけではありません。ワインと並び、宮古島産の泡盛6酒造(多良川、菊之露、宮の華、沖之光、渡久山、池間)のボトルも丁寧にラインナップ。さらに、日本酒、クラフトビール、リキュール、さらにはフレッシュチーズや生ハム、グルメ缶詰といった“ワインの相棒”となる食材も充実しており、まさに「飲みたい」と「食べたい」を一か所で叶えるセレクトショップです。
オーナーはソムリエ資格を持つ“酒のプロフェッショナル”。予算や好みに合わせてワインを提案してくれる丁寧な接客は、観光客にとっても安心。「この地でしか出会えないペアリングを提案したい」という想いで、ワインと島料理のマリアージュ提案もしてくれることもあります。
📍 基本情報
- 住所:沖縄県宮古島市平良西里565-2
- 電話番号:0980-79-9833
- 営業時間:10:00~19:00(変動あり)
- 定休日:水曜日
- 駐車場:あり(店舗前に数台分)
宮古島旅行のお土産に、特別な一本を探すなら、まず立ち寄ってほしいのがこの「コートドール」。
世界のワインと、宮古島の泡盛が肩を並べる空間は、まさに**“酒旅人”の理想郷**。
旅の締めくくりに、あるいはその夜の乾杯に。**“宮古でしか買えない美酒”**との出会いが、きっとあなたの旅を彩ります。

■ 酒のダイタク|宮古島の“旨い”が見つかる、信頼と品揃えの老舗酒販店
「観光客からプロの料理人まで。酒を知る人が通う、宮古島の“酒の玄関口”。」
宮古島市平良・東仲宗根の住宅街に位置する「酒のダイタク」は、創業から数十年、地元住民に長く親しまれてきた老舗の酒屋です。島の泡盛文化と共に歩んできた歴史を持ち、観光客がふらっと立ち寄る場所というよりも、“信頼されるプロの相談役”として存在感を放つ一軒。
泡盛の取り扱い数は島内屈指。多良川、菊之露、宮の華、沖之光、池間、渡久山といった宮古島を代表する6つの酒造を網羅しており、定番銘柄から限定品、古酒(クース)まで幅広く揃っています。ラベルや銘柄名だけではわかりにくい泡盛の世界ですが、スタッフが一人ひとりの好みに応じて丁寧に提案してくれる接客が、「選ぶ楽しさ」を一層引き立ててくれます。
また、泡盛だけでなく、日本全国から取り寄せた地酒や焼酎、ウイスキー、ワインなども豊富にラインナップ。特に冷蔵セラーに保管された日本酒の品ぞろえは、離島とは思えないほど本格的で、季節限定酒や希少な銘柄に出会えるチャンスも。
さらに注目すべきは、贈答用・お土産用のパッケージ商品やギフト対応が充実している点。泡盛を初めて手に取る観光客でも安心して購入できるよう、飲み比べセットやデザイン性の高いミニボトル、オリジナルラッピングなども用意されています。発送対応もスムーズなので、大切な人へのプレゼントや、旅行の余韻を家で楽しむための「自分用」にもぴったり。
📍 基本情報
駐車場:あり(店舗前に2~3台)
住所:沖縄県宮古島市平良東仲宗根880
電話番号:0980-73-2100
営業時間:10:00~20:00(季節・祝日で変更あり)
定休日:不定休(SNSまたは店頭で案内)

最後に
泡盛はただのお酒ではなく、宮古島という土地の文化や人々の想いが詰まった“島の宝”です。
それぞれの酒造の物語と、個性豊かな一本に出会う時間は、旅に深みを与えてくれることでしょう。
泡盛を巡る旅を通して、宮古島のもうひとつの魅力に触れてみませんか?

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