daiku 宮古島をぐるっと巡るドライブコースをご紹介します。歴史あるスポットから美しいビーチ、絶景ポイントまで、1日で宮古島の魅力を存分に楽しめるルートです。ぜひレンタカーで宮古島を満喫してください。
1. ピキャズ ～歴史と自然が織りなす神秘的な池～
まずは市内からアクセスしやすい「ピキャズ」へ。
この円形の池は、宮古島の伝説と深く結びついた神秘的なスポットです。池の周りには緑が生い茂り、静寂に包まれた雰囲気が漂います。昔から地域の人々の信仰の対象とされ、神秘的な空気を感じることができます。
2. 宮古神社 ～島の守り神にご挨拶～
宮古島の中心部に位置する神社で、地元の人々にも親しまれている場所です。宮古島の開拓に尽力した「源為朝（みなもとのためとも）」を祀っており、歴史を感じることができます。
境内には大きなガジュマルの木があり、島の自然の力強さも感じられるスポットです。
3. 漲水御嶽（はりみずうたき） ～宮古島最強のパワースポット～
宮古島で最も格式が高く、強い霊力を持つとされる「漲水御嶽」。
古くから島の聖地とされ、地元の人々が大切にしてきた場所です。静かな森の中に佇むこの御嶽は、訪れるだけで心が洗われるような神聖な空気を感じることができます。
4. 大和井（やまとがー） ～宮古島の歴史を刻む重要な井戸～
宮古島の水不足を支えた貴重な井戸の一つで、琉球王朝時代に作られました。
島には川がないため、古くからこのような井戸が生活の支えとなっていました。石を削って作られた階段を降りると、かつての人々の生活が垣間見えるような歴史を感じることができます。
5. 砂山ビーチ ～宮古島屈指の絶景ビーチ～
次に向かうのは、宮古島を代表する絶景スポット「砂山ビーチ」。
細かい白砂の砂丘を越えた先には、エメラルドグリーンの海と美しい砂浜が広がります。観光パンフレットにもよく登場する絶景で、撮影スポットとしても人気です。
ただし、サンゴ棚がなく、沖に出るとすぐに深くなるため、泳ぐ際は十分注意が必要です。
6. HARRY’S Shrimp Truck（ハリーズ） ～本場仕込みのガーリックシュリンプ～
ランチは、絶景を楽しみながらハワイの味を宮古島で堪能できる「HARRY’S Shrimp Truck」へ。
ここではプリプリのシュリンプに、絶品のバターガーリックソースが絡んだ一皿を楽しめます。宮古ブルーの海を眺めながらのランチは、旅の特別な思い出になること間違いなし。
7. 雪塩ミュージアム ～宮古島の特産・雪塩の秘密に迫る～
ランチの後は、デザートタイム。
雪塩の製塩方法や使い方を楽しく学べる「雪塩ミュージアム」では、人気の「雪塩ソフトクリーム」がおすすめ。ほんのり塩味が効いた甘さがクセになる味わいです。お土産に雪塩を購入するのも◎。
8. 比嘉ロードパーク ～宮古島屈指の絶景ドライブスポット～
ナビに「比嘉ロードパーク」をセットし、宮古島東側へ。
ここは、まるで飛行機の上から眺めているかのような大絶景が楽しめる場所。宮古ブルーの海が一面に広がり、地平線まで見渡せる開放感が魅力です。
ドライブ中の休憩にもぴったりなので、ぜひ立ち寄ってみてください。
9. 宮古島のおすすめビーチ！ シュノーケリング向け＆まったりビーチガイド
宮古島には多くのビーチがありますが、目的に合わせて選ぶことで、より充実した時間を過ごすことができます。シュノーケリングを存分に楽しみたい方、のんびりとビーチで過ごしたい方、それぞれにぴったりなスポットをご紹介します。
新城海岸（あらぐすくかいがん）
遠浅のビーチが広がり、少し泳ぐだけでリーフエリアに到達できるのが特徴。サンゴ礁の周りにはカラフルな熱帯魚が多く、初心者でも安心してシュノーケリングが楽しめます。
- ポイント:
✔ 遠浅で初心者向け
✔ 透明度の高い海で熱帯魚を間近に観察
✔ 比較的穏やかな海域
⚠ シーズン中は人気のため混雑することもあるので、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。
吉野海岸
サンゴ礁が浅瀬からすぐに広がるため、シュノーケリング初心者でもすぐに海中の美しい景色を楽しめます。透明度の高い海で、色鮮やかな魚たちが泳ぐ姿を間近で見ることができます。
- ポイント:
✔ サンゴ礁がすぐ近くにあり、シュノーケリングに最適
✔ 多種多様な魚を観察できる
✔ 浅瀬でも十分楽しめる
⚠ シーズン中はレンタカーでのビーチ直行が制限されるため、駐車場で専用バスに乗り換える必要があります。
まったりビーチ派におすすめ！
シュノーケリングを楽しむのではなく、ゆったりと過ごしたい方には、宮古島を代表する絶景ビーチ 「与那覇前浜ビーチ」 がおすすめです。
与那覇前浜ビーチ
「東洋一美しいビーチ」とも称される、真っ白な砂浜と宮古ブルーの海が広がる宮古島屈指の絶景スポット。ガイドブックやランキングでも常に上位に選ばれる理由は、まるで絵に描いたような美しいコントラストにあります。
- ポイント:
✔ 宮古島で最も有名なビーチ
✔ 白砂と透明度の高い海が織りなす絶景
✔ ゆったりとした時間を過ごすのに最適
⚠ 日差しが強いので、日焼け対策を万全に。シャワーやトイレ設備も整っており、快適に過ごせます。
宮古島のビーチはそれぞれ特徴があるため、自分のスタイルに合わせて訪れるのがポイントです。シュノーケリングを楽しむもよし、ゆったりとビーチで過ごすもよし。宮古ブルーの海を満喫して下さい。
10. 東平安名崎（ひがしへんなざき） ～日本の都市公園百選にも選ばれた絶景岬～
宮古島の最東端に位置する風光明媚な岬で、荒々しい波が岩に打ち寄せる雄大な景色が広がります。
国指定名勝にも選ばれたこの場所は、青い海と白い灯台が美しく映える絶景スポット。遊歩道を歩きながら、大自然の迫力を体感してください。
また、隠れた撮影スポット へ行くには、以下のルートを参考にしてください。
東平安名崎公園の石碑の手前の細い道を左折し、しばらく進むと、右側に見晴台のような場所があります。
ここからは、宮古ブルーの海を一望できる絶景が広がり、灯台をバックにした写真撮影にもぴったり。
風が強い日が多いので、訪れる際は飛ばされやすい帽子や小物に注意してください。
11. 島cafe とぅんからや ～絶景カフェでひと休み～
ドライブの締めくくりに、シギラゴルフ場近くの「島cafe とぅんからや」へ。
宮古島の美しい海を眺めながら、のんびりとしたカフェタイムを楽しめます。併設された雑貨屋もあり、旅の思い出にぴったりのアイテムを探すのもおすすめ。
12. ベーカリー南西の風 ～お土産にもぴったりの焼きたてパン～
最後は、テイクアウト用のパンを購入しに「ベーカリー南西の風」へ。
香ばしいクロワッサンやバゲットが人気で、宮古島の自然を眺めながら楽しむのにぴったり。近くには「うえのドイツ文化村」もあるので、気になる方は立ち寄ってみるのも良いかもしれません。
12.おまけに…わざわざここだけを目的に訪れるほどではないが、近くをドライブしている時に立ち寄ってほしいスポット
宮古島には、主要な観光地以外にも歴史や自然を感じられるスポットが点在しています。目的地への道中で見つけたら、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。
七又海岸の潮汲場
「潮汲場、昔の人々が海水を汲んだ歴史を感じる場所。」
宮古島の東海岸に位置する七又海岸は、険しい崖が続くダイナミックな景観が特徴。その中にある「潮汲場」は、昔の人々が生活のために海水を汲んだ場所です。波の影響を受けにくいこの場所で汲まれた海水は、塩づくりや食生活に利用されていました。宮古島の自然と暮らしの関わりを感じられる、ひっそりとした歴史スポットです。
多良川酒造
「老舗の酒造所で製造される地元愛される泡盛。洞窟貯蔵庫での古酒づくりが人気です。」
創業1948年の多良川酒造は、宮古島を代表する泡盛の老舗。敷地内には、泡盛の製造工程や歴史を学べる見学ツアーがあり、熟成が進む 洞窟貯蔵庫 も見どころのひとつ。ツアーの最後には泡盛の試飲も楽しめ、旅の記念にお気に入りの一本を選ぶこともできます。
宮古島 まもる君とまもる子ちゃん
「何体のまもる君に出会えるか…」
宮古島の交通安全のシンボルとして、島内各地に設置されている 「宮古島まもる君」 と、その妹分 「まもる子ちゃん」。警察官姿の人形が要所要所で見守っており、観光客にも人気のフォトスポットとなっています。ドライブ中に何体のまもる君・まもる子ちゃんを見つけられるか、ぜひ数えてみてください。
七又海岸
「隆起サンゴ礁と美しい海が広がる、独特の地形を楽しめる隠れた絶景スポット。」
七又海岸は、東平安名崎から続く隆起サンゴ礁の断崖が特徴的なエリア。高さ約30メートルの絶壁が連なり、その荒々しい地形と青い海のコントラストは圧巻。観光客が少ないため、ゆっくりと景色を楽しめる隠れた絶景ポイントです。
ムイガー断崖
「絶景とクジラの奇跡を求めて—宮古島のムイガー断崖」
宮古島の北東部に位置するムイガー断崖は、約100メートルの高さを誇る雄大な景観が魅力のスポット。眼下には太平洋が広がり、冬のシーズンには 運が良ければザトウクジラが見られることも！ 大自然のパワーを感じることができる、宮古島の秘境のひとつです。
大野山林
「宮古島最大の亜熱帯原生林で、豊かな自然と多種多様な野鳥を楽しむ癒しのスポット」
宮古島最大の森林エリア 「大野山林」 は、約119ヘクタールに広がる亜熱帯原生林。アカギやリュウキュウマツなどが生い茂り、バードウォッチングスポットとしても知られています。静かな森の中で、宮古島の豊かな自然に包まれる癒しのひとときを。
宮古島市地下ダム資料館
「世界初の地下ダム技術を学べる貴重な施設。」
宮古島には河川がほとんどなく、水資源は地下水に依存しています。その水を確保するために開発されたのが 「地下ダム」 という革新的な技術。資料館では、その仕組みや宮古島の水資源の歴史について学ぶことができます。地元の人々の暮らしを支える技術を知ることで、旅の視点が変わるかもしれません。
うえのドイツ文化村
「ドイツの文化と歴史を感じられる宮古島のユニークなテーマパーク。」
ドイツ商船 「R.J.ロベルトソン号」 の遭難事故をきっかけに、宮古島とドイツの友好の証として建てられた施設。園内にはドイツ風の建築物が並び、異国情緒が漂うエリアとなっています。博物館や展望塔があり、宮古島とドイツの歴史に触れながら観光が楽しめます。
久松五勇士顕彰碑
「琉球処分後の時代に活躍した五勇士を称える碑です。」
宮古島の漁師5名が、日本海海戦においてバルチック艦隊の接近を伝えた歴史的な出来事を称える記念碑。日本の戦史に影響を与えた宮古島の人々の勇敢な行動を知ることができます。
人頭税石
「宮古島の歴史を物語る遺跡。かつての厳しい人頭税制度を象徴する場所です。」
17世紀から続いた 「人頭税」 を象徴する石柱。女性の身長と同じ 1.43メートル の高さがあり、成人とみなされた女性には重い税が課されていました。宮古島の歴史を語る上で欠かせない場所のひとつです。
仲宗根豊見親の墓
「国指定重要文化財。島の英雄である仲宗根豊見親を祀る歴史的な墓です。」
宮古島を統治した 仲宗根豊見親（なかそね とぅゆみゃ） を祀るお墓。琉球王国との関係が深く、当時の建築技術を伝える貴重な文化財となっています。
宮古島の島々をつなぐ橋
「壮大な伊良部大橋・来間大橋・池間大橋、3つの橋を渡ってみてください。」
宮古島を囲む 伊良部大橋（3,540m）、来間大橋（1,690m）、池間大橋（1,425m） は、それぞれ異なる景観を楽しめるドライブスポット。海の上を走る爽快なドライブを満喫できます。
宮古島市総合博物館
「宮古島の歴史、文化、自然を学ぶ博物館」
宮古島の自然・歴史・文化を総合的に学べる博物館。伝統的な農具や昔の暮らしに関する展示も充実しており、宮古島のルーツを深く知ることができます。
近くをドライブする際は、ぜひ気軽に立ち寄って宮古島の隠れた魅力を発見してみてください！
最後に…
宮古島のドライブは、どこを巡るかによって旅の楽しみ方が変わります。
宿泊先からのルートを考えながら、自分に合ったプランで宮古島を満喫してください。
安全運転で、最高の宮古島ドライブを！