宮古島・上野地区にある うえのドイツ文化村 は、沖縄の青い海とドイツの歴史が出会う“異国情緒あふれるテーマパーク”です。
1873年、ドイツ商船「R.J.ロベルトソン号」が座礁した際に、島の人々が乗組員を命がけで救助したという史実をもとに、
宮古島とドイツの友情と感謝を記念して造られました。
🌊 命をつないだ歴史から生まれた絆
この出来事を称えて1876年にドイツ皇帝ヴィルヘルム1世が「博愛記念碑」を建立。
その後、両国の友好を象徴する場所として「うえのドイツ文化村」が誕生しました。
今も園内には「人の優しさ」「文化の交流」をテーマにした展示や建物が並び、
宮古島の歴史と国際交流を体感できる貴重な観光スポットです。
🏰 マルクスブルク城を再現した「博愛記念館」
園内のシンボル「博愛記念館（マルクスブルク城）」は、ドイツ・ライン川沿いの古城を忠実に再現。
内部には騎士の間や礼拝堂、厨房など中世ヨーロッパの生活を再現した展示が並びます。
実際のドイツから寄贈された工芸品や、ベルリンの壁の一部も展示されており見応えたっぷり。
最上階の展望台からは、来間島・イムギャーマリンガーデン・東平安名崎まで一望できる絶景が楽しめます。
👶 キンダーハウスで子どもも楽しめる体験を
「キンダーハウス」は、グリム童話の世界をテーマにした体験館です。
木製のおもちゃや絵本、童話展示などが並び、親子で楽しめる空間になっています。
子どもが自然と異文化に触れられる、学びと遊びのスポットです。
🚤 シースカイ博愛（水中観光船）で海の中へ
敷地内の桟橋から出発する「シースカイ博愛」では、船の中から宮古島のサンゴ礁や熱帯魚を観察できます。
天気が良ければウミガメに出会えることもあり、文化と自然の両方を満喫できる人気の体験です。
🌳 異国の庭園と海沿いの遊歩道
園内には緑豊かな庭園と海辺の遊歩道が整備されており、のんびりと散策を楽しめます。
ハート型の岩や城を背景にした撮影スポットもあり、写真映え抜群。
宮古ブルーの海とヨーロッパ建築のコントラストが魅力です。
🍽️ ドイツ×宮古島グルメを堪能
文化村内にはドイツ風レストランやカフェがあり、ステーキやソーセージ、焼きたてパンなどを味わえます。
園外には「ビアファス」など本格的なドイツ料理店もあり、ビール片手に異国の雰囲気を楽しむのもおすすめです。
📍 アクセス・基本情報
所在地： 沖縄県宮古島市上野字宮国775-1
アクセス： 宮古空港から車で約15分、市街地からもアクセス良好。
駐車場： 無料（大型バス可）
営業時間： 9:00〜18:00（最終入館17:30）
定休日： 火曜・木曜（季節により変動）
入園料： 無料（博愛記念館・キンダーハウスは有料）
📸 見どころまとめ
- 博愛記念館から望む宮古ブルーの絶景
- グリム童話の世界で遊べるキンダーハウス
- シースカイ博愛で体験する水中のサンゴ礁
- ハート岩や庭園などのフォトスポット
- 宮古島とドイツの友情を感じる博愛の歴史
💡 旅のヒント
- 晴れた日は展望台から夕景を楽しむのがおすすめ。
- 子ども連れの場合は午前中の来園が快適。
- 文化体験＋自然体験を一日で楽しめる観光ルートです。
- 周辺にはイムギャーマリンガーデンや友利のあま井などもあり、あわせて巡ると充実した旅になります。
🏰 うえのドイツ文化村｜FAQ（よくある質問）
❓ Q1. うえのドイツ文化村とはどんな場所ですか？
A. 宮古島市上野地区にあるテーマパークで、ドイツ商船座礁事件をきっかけに生まれた“日本とドイツの友情の証”を記念して造られました。ドイツのお城「マルクスブルク城」を再現した博愛記念館や、子ども向けの体験施設キンダーハウスなど、文化と遊びを楽しめる観光スポットです。
❓ Q2. なぜ宮古島にドイツのテーマパークがあるのですか？
A. 1873年、台風で座礁したドイツ商船「R.J.ロベルトソン号」の乗組員を、宮古島の人々が救助・看護しました。その恩返しとして、ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世が「博愛記念碑」を贈り、島とドイツの友情が生まれました。この歴史を後世に伝えるために、うえのドイツ文化村が建設されました。
❓ Q3. 入園料はいくらですか？
A. 入園は無料です。
ただし、「博愛記念館」「キンダーハウス」「シースカイ博愛（水中観光船）」など一部の施設は有料となります。
例：博愛記念館は大人750円、小人400円ほど。料金はシーズンによって変わる場合があります。
❓ Q4. 営業時間と定休日を教えてください。
A. 通常の営業時間は**9:00〜18:00（最終入館17:30）**です。
火曜・木曜が休園日ですが、連休や繁忙期は営業することもあります。訪問前に公式情報を確認すると安心です。
❓ Q5. 駐車場はありますか？
A. はい、無料駐車場があります。普通車から大型バスまで利用可能です。混雑期は早めの来園がおすすめです。
❓ Q6. どのようにアクセスできますか？
A. 宮古空港から車で約15分、市街地からもアクセス良好です。
路線バスの場合は「宮国公民館前」で下車し、徒歩約10分ほどで到着します。
レンタカー利用が便利です。
❓ Q7. 子ども連れでも楽しめますか？
A. はい、キンダーハウスや広い芝生エリアがあり、親子で安心して楽しめます。
グリム童話やおもちゃ展示など、教育的な要素も多く、家族旅行にぴったりのスポットです。
❓ Q8. おすすめの見どころはどこですか？
A. 人気の見どころは以下の5つです。
- 博愛記念館（マルクスブルク城） … 展望台から絶景が望める
- キンダーハウス … 子ども向け体験スペース
- シースカイ博愛 … 水中観光船で海中を探索
- 庭園・遊歩道 … 散策や写真撮影に最適
- ハート岩 … 自然が作ったフォトスポット
❓ Q9. 雨の日でも楽しめますか？
A. はい、屋内施設（博愛記念館・キンダーハウス）があるため、雨の日でも観光可能です。
水中観光船は天候によって運休する場合がありますので、当日の運航状況を確認してください。
❓ Q10. 写真撮影やSNS投稿はできますか？
A. もちろん可能です。
マルクスブルク城や庭園、展望台など、どこを撮っても絵になるスポットが豊富です。
特に「#うえのドイツ文化村」「#宮古島ドイツ村」「#博愛記念館」で投稿すると人気です。
❓ Q11. 所要時間はどのくらいですか？
A. 博愛記念館・キンダーハウス・散策を含めて、約1〜2時間が目安です。
ゆっくり過ごしたい方は、レストランで食事をしたり、シースカイ体験を組み合わせて半日滞在するのもおすすめです。
❓ Q12. 周辺に他の観光スポットはありますか？
A. はい、すぐ近くに以下の人気スポットがあります。
- 友利のあま井（あまがー） … 島の生活を支えた歴史の湧水地
👉 友利のあま井はこちら - イムギャーマリンガーデン … 海中遊歩道と展望台が人気の絶景スポット
- 東平安名崎 … 宮古島屈指の絶景岬
周辺ドライブとあわせて巡ると、1日観光にもぴったりです。
❓ Q13. どんな服装がおすすめですか？
A. 宮古島は年間を通して温暖なので、軽装でOKです。
ただし、日差しが強いため帽子や日焼け止めを用意しましょう。
屋外の遊歩道を歩く際は、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。
💡 まとめ
うえのドイツ文化村は、宮古島の自然と異国文化が融合した癒しと学びのスポットです。
海だけでなく、島の歴史や文化にも触れたい方、家族旅行で思い出を作りたい方におすすめ。
博愛の心に触れながら、南の島でヨーロッパ気分を味わってみませんか？
編集者より：
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