
宮古島には39ものビーチがあります。この記事では、旅のスタイル別に「家族連れ」「カップル」「アクティブ派」「静かに過ごしたい派」へ向けて、写真つきで分かりやすくご案内します。
🏝 宮古ブルーの魅力
宮古島の海が特別に美しい理由は、サンゴ礁の浅瀬河川が少ない=高い透明度白砂の海底の3点。朝〜昼は鮮やかなブルー、夕方はオレンジに染まる海のグラデーションが楽しめます。
👨👩👧 家族連れにおすすめのビーチ
選び方のポイント:波が穏やか/遠浅/設備が近い。小さなお子さんは必ず大人が手の届く範囲で遊泳を。
与那覇前浜ビーチ東洋一と称される白砂のロングビーチ
全長約7kmの純白の砂浜と遠浅の海が続く、宮古島の象徴的ビーチ。視界がひらけたフラットな砂浜で、子どもの位置を把握しやすく安心感があります。ビーチ東端からは来間大橋を望み、晴天時は白砂と宮古ブルーのコントラストが見事。
設備:トイレ・シャワー近隣売店・レンタルあり駐車場あり遊泳エリア有
【注意】夏の正午〜午後は照り返しが強いのでサンシェードやラッシュガード必携。南寄りの風が強い日は波が立ちやすく、エアマット等の流され事故に注意。

渡口の浜(伊良部島)両端が岬に囲まれる穏やかな湾
両端を岬に囲まれた湾状の地形でうねりが入りにくく、比較的穏やかな水面が続きます。砂はきめ細かく、踏み跡も残りにくいサラサラ質。ファミリーの海水浴や波打ち際遊びに最適です。
設備:トイレシャワー駐車場あり売店は時期変動
【注意】外洋に通じる流れが起きる日もあるため、リーフ外へは出ないこと。海亀の産卵時期は照明や大声を控え、自然保護に配慮を。

パイナガマビー市街地から徒歩圏のアクセス抜群スポット
市街地から徒歩約10分で行ける便利な都市型ビーチ。旅の合間や到着・出発日に「少しだけ海を感じたい」ときに最適です。夕方には伊良部大橋のシルエットが映え、サンセット鑑賞にも人気。
設備:トイレ・シャワー無料駐車場売店近隣に多数ライフガード・救護室常設なし
【注意】遊泳時は自己管理が必須。風が強い日は浮具が流されやすいので、深追いせず波打ち際中心で楽しむのがおすすめです。

💑 カップル・新婚旅行におすすめのビーチ
与那覇前浜|黄金色に染まるサンセットがロマンチック
選び方のポイント:景観美/プライベート感/サンセットビュー。
与那覇前浜ビーチ(夕方)
日中のエメラルドから、黄昏のゴールデンタイムへ。来間大橋方向に沈む夕日は、砂紋に反射してドラマチックな一枚を演出します。ウェディング&カップルフォトの定番ロケーション。
ベスト:晴れの夕方三脚OK人が少ない平日推奨
【撮影Tips】人物は逆光シルエットで、露出は空に合わせると色が締まります。砂に敏感な機材は防砂対策を。

17END(下島)/滑走路の先にのびるターコイズブルーの海
一直線の滑走路とターコイズの海がつくる唯一無二の景観。干潮前後には白い砂州が現れ、空と海の境界が曖昧になる幻想的なシーンが期待できます。SNS映えを狙うなら外せない一枚。
【注意】風の強い日は飛砂・塩害に注意。航空機の発着・施設ルールを厳守し、立入禁止区域には入らないでください。

砂山(すなやま)ビーチ岩アーチ越しに望む小さな湾の絶景
一直線の滑走路とターコイズの海がつくる唯一無二の景観。干潮前後には白い砂州が現れ、空と海の境界が曖昧になる幻想的なシーンが期待できます。SNS映えを狙うなら外せない一枚。
【注意】風の強い日は飛砂・塩害に注意。航空機の発着・施設ルールを厳守し、立入禁止区域には入らないでください。

🏄♂️ アクティブ派におすすめのビーチ
選び方のポイント:シュノーケル/SUP/エントリーのしやすさ。
吉野海岸/エントリーすぐにサンゴと熱帯魚の楽園
波打ち際から数メートルでカラフルなサンゴ帯に到達。浅場でもスズメダイ、チョウチョウウオなどが観察でき、初級者でも水中世界を満喫できます。干潮時はサンゴとの距離が近くなるため、フィンキックは小さくやさしく。
設備:売店・レンタル有トイレ駐車場(坂道)ビーチ沿いには無い
【注意】沖への行き過ぎを避け、リーフ外には出ない。マリンシューズ・ライフジャケット推奨。サンゴへの接触は厳禁です。

新城(あらぐすく)海岸/遠浅で穏やか、設備も揃う人気シュノーケル
ゆるやかな遠浅で、波が穏やかな日が多い人気エリア。浜のすぐ先にサンゴと魚影が広がり、休憩しながら楽しめます。浜には売店や簡易休憩スペースがあり、子連れのアクティビティ拠点としても優秀。
設備:トイレ・シャワーレンタル有駐車場あり
【注意】混雑時はフィンの接触事故に注意。透明度の高い日は日差しも強いので、こまめな水分補給を。

来間前浜沖 SUPエリア/初心者でも挑戦しやすいSUPスポット
風が弱い凪ぎの日は、水面が鏡のようにフラットになり、初心者でも立ちやすい好条件に。ボードから覗く宮古ブルーの透明度は格別で、海上散歩や写真撮影にも最適です。ツアー催行社の利用で安全度UP。
集合:来間島側/前浜周辺ガイド利用推奨ライフジャケット必須
【注意】風向・風速で難易度が急変します。単独・無連絡は避け、天候急変時は即時撤収を。

🤫 静かに過ごしたい派におすすめのビーチ
選び方のポイント:人出の少なさ/自然の残り具合。アクセス道や足元に注意。
フナスクビーチ/林の細道を抜けると出会う静かな浜
木陰の小道を抜けた先に現れる、手つかず感の強い小さな浜。波音と風の音だけが響く静寂の時間が流れ、読書やぼんやり過ごすのにぴったり。撮影にも向きます。
設備:ほぼなし駐車スペースわずか蚊・虫対策必須
【注意】道中の足元は滑りやすい区間あり。満潮・高波時は接近しすぎないこと。ゴミは必ず持ち帰りましょう。

間那津(まなつ)海岸/岩場と白砂のコントラストが映える穴場
東海岸に点在する入江のひとつで、観光客の少ない穴場。岩場の造形と白砂のコントラストが美しく、雲の影が海面に流れる様子を眺めるだけでも心が整います。
設備:なし駐車:路肩停車は配慮を携帯電波△の場所あり
【注意】岩場は滑りやすく、サンダルよりマリンシューズ推奨。潮位が高い時間帯は無理をせず、写真だけで楽しむ選択も。

長間浜(来間島)一直線にのびる白砂と茜色のサンセット
人の手がほとんど入らないロングビーチ。視界を遮るものが少なく、水平線と巨大な空の抜け感が特徴です。夕暮れは空全体が茜色に染まり、静かに過ごしたい二人旅やソロ旅の締めに最適。
設備:簡易的駐車スペース少なめ自販機なし
【注意】日陰が少ないため日中の長時間滞在は熱中症対策を徹底。強風の日は砂塵対策を。

⚠ 宮古島の海で守るべき安全ポイント
- 離岸流に注意し、リーフ外へ出ない(流れを感じたら岸と平行に泳いで回避)
- ハブクラゲ等の有毒生物に警戒。クラゲ防止ラッシュやマリンシューズ推奨
- 設備のない浜も多い。飲料水・日よけ・応急品の持参を
- 飲酒後の遊泳は禁止。無理のない計画で
📸 ベスト撮影タイム
- 宮古ブルー:午前10時〜午後2時(太陽高め)
- サンセット:概ね18:30ごろ(季節で前後)
- 満潮の白砂:潮汐表で満潮前後をチェック
- 星空×海:街灯の少ない場所・新月付近
もっと探したい方へ:シーズン別・離島別・穴場特集もご用意しています。
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