
島人のこだわりが詰まった“本気の一杯”──ゆいまーる 美ら島で味わう、風味豊かな絶品そば
宮古空港から車でおよそ15分。上野の住宅地にひっそりと佇む、知る人ぞ知るそばの名店が「ゆいまーる 美ら島(ちゅらしま)」。
店主は生まれも育ちも宮古島の“島人”であり、地元の食材と昔ながらの技法に真摯に向き合いながら、独自の一杯を追求し続ける情熱の持ち主です。
「そばは出汁と麺が命」――そんな料理人の哲学を、ひと口ごとに感じられるのが、この店の最大の魅力です。

◆ カツオと豚のWスープ、心に染みる旨味の黄金比
「ゆいまーる 美ら島」のスープは、店主自ら厳選したカツオ節と豚骨を合わせて煮出したWスープ。カツオの華やかな香りと、豚骨のコクと甘みが絶妙なバランスで重なり、あっさりしつつも奥深い味わいを実現しています。
このスープは、一口すすればその複雑な旨味に驚き、二口目にはスープだけでも十分に味わえる力強さに感動。飲み干しても重くならない清らかさがありながら、どこか“ごちそう感”もある、まさに宮古そばの進化形とも言える逸品です。
◆ 中休味製麺所の生麺──昔ながらの“そばの原点”
使用する麺は、島内でも特に信頼の厚い**「中休味製麺所」製の生麺**。多くの老舗そば屋が採用するこの製麺所の麺は、ツルっとした喉ごしとモチっとした食感が魅力で、スープとの一体感を高める重要な要素です。
この店では、あえて乾麺や冷凍麺を使わず、毎日新鮮な生麺での提供にこだわることで、そば本来の“風味”と“弾力”を存分に引き出しています。

◆ 圧巻の三種盛り「ずみそば」──三枚肉・ソーキ・焼豚が共演する贅沢そば
数あるメニューの中でも、訪れた人が必ずと言っていいほど注文するのが、看板メニューの「ずみそば」。
「ずみ」とは宮古方言で“最高・美味しい”を意味し、その名の通り、一杯で3つの肉トッピングが楽しめる贅沢仕様です。
- とろとろに煮込まれた三枚肉は、口の中でほどける食感。
- 骨付きソーキは、ホロリと柔らかく、肉の旨味が染み出す逸品。
- そして、意外性のある“焼豚”は、甘辛い香ばしさがアクセントとなり、全体の味を一段と引き立てます。
最初は異色に感じられる焼豚も、スープとの相性が抜群で、「なぜ今までなかったのか」と思わせる新発見の美味しさです。
◆ 島食材を活かした創作そば「ぷからすそば」も人気
さらにもう一つの注目メニューが、もずく・アーサ・島野菜などをトッピングした「ぷからすそば」。
「ぷからす」は「ほほえみ」を意味し、こちらも店主の温かい人柄がにじみ出る一杯です。
シャキシャキの島野菜ともずくの食感、磯の香り豊かなアーサがスープと調和し、健康志向の人や女性客にも人気。**島の恵みをそのまま感じられる“やさしさに満ちたそば”**として、地元ファンを中心に支持されています。
◆ 地元に根ざした空気感と、アットホームな接客も魅力
店内はカウンターとテーブル席があり、木の温もりを感じる落ち着いた空間。初めて訪れる観光客にも親しみやすい雰囲気で、店主やスタッフのフレンドリーな接客が、より一層そばの美味しさを引き立ててくれます。
地域に愛されるそば店でありながら、観光客の“また来たい”を自然と引き出す力がある――それが「ゆいまーる 美ら島」の魅力です。
📍店舗情報
- 店名:ゆいまーる 美ら島
- 住所:沖縄県宮古島市上野字野原83-33
- 電話番号:0980-79-6565
- 営業時間:11:00〜15:00(売り切れ次第終了)
- 定休日:水曜日
- Instagram:https://www.instagram.com/yuimaaru10
- 駐車場:あり
🌟 編集部おすすめポイントまとめ
- カツオ×豚のW出汁による深みのあるスープ
- 中休味製麺所の生麺がスープと絶妙にマッチ
- 三種の肉が楽しめる「ずみそば」はボリューム満点
- 島食材を活かした「ぷからすそば」も女性人気高
- 島人の温もりと技が光る、まさに“ずみ”な一杯!
宮古島のそば文化に、独自の解釈で新たな風を吹き込む「ゆいまーる 美ら島」。
こだわりの出汁と生麺、そして心温まる接客で提供される一杯は、旅の記憶に残る“ごちそう”となることでしょう。宮古島を訪れたなら、ぜひその一杯を体験してみてください。
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