
宮古島観光を支える空の玄関口「宮古空港」が、2025年上半期(1〜6月)に大きな記録を打ち立てました。乗降客数は 94万1,165人 に達し、前年同期の84万7,850人から 9万3,315人増(11%増加)。新型コロナ禍前の水準に迫るだけでなく、さらに上回る勢いを見せています。

宮古空港の成長と課題
今回の急成長を支えたのは、本土直行便の増加や、那覇-宮古線の順調な利用拡大です。コロナ禍以降、80万人台で推移していた上半期の旅客数が、今年はついに 90万人台を突破。観光需要が完全回復どころか拡大基調に入ったことを裏付けています。
一方で、急激な利用者増加に伴い、空港施設の狭隘化(きょうあいか) が大きな課題に。宮古空港は年間利用100万人を想定して設計されていますが、その上限に迫りつつあり、今後の施設拡張や利便性向上が急務となっています。

下地島空港も過去最高を記録
さらに注目すべきは、宮古島のもう一つの玄関口 下地島空港 です。2025年上半期の旅客数は 21万8,301人 と、開港以来初めて20万人を突破しました。
内訳は、国内線18万865人、国際線3万7,436人。特に韓国・仁川線(ジンエアー就航)が利用増を大きく後押ししました。国際線の回復と拡充により、今後さらにアジア圏からの観光客増加が期待されています。
宮古島観光、攻勢のフェーズへ
宮古空港と下地島空港の「ダブルゲートウェイ体制」が確立されつつある今、宮古島の観光は “回復期”から“成長期”へ と移行しています。
観光業界にとっては、
- 空港インフラの整備
- 混雑緩和と利便性向上
- 国際線のさらなる誘致
が今後の重要なテーマとなるでしょう。
✈️ 宮古島の空をめぐる動向は、観光客・事業者の双方にとって大きなチャンスと課題を含んでいます。
「みゃーくずみ」では今後も、島の空港と観光の最新情報を追いかけていきます。
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