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ツヌジ御嶽|赤崎御嶽を遥拝する宮古島の聖地

ツヌジ御嶽(つぬじうたき)|赤崎御嶽を遥拝する宮古島の聖地

赤崎御嶽を遠くから拝む遥拝所

ツヌジ御嶽は、赤崎御嶽を遠くから拝むための遥拝所として知られています。航海安全・豊漁祈願・商売繁盛・学業成就・家内安全など、幅広いご利益があるとされ、古くから城辺の人々にとって重要な信仰の場です。

航海安全や豊漁を祈願する場として信仰され、古くから島の人々に大切に守られてきた御嶽です。赤崎御嶽を遥拝する聖地でもあり、宮古島の信仰文化を感じられるスポットです。📍 Googleマップで場所を確認する

御嶽の境内は美しく整備され、石造りの鳥居をくぐると、左右にシーサーが鎮座し、奥には立派な社殿が構えます。静かな空気が流れ、観光客や初めての参拝者でも安心して訪れられる雰囲気があります。

誕生の由来

伝承によると、かつて赤崎御嶽の祭日に向かう途中、大雨に見舞われた人々が、大きな岩陰で雨宿りをすることになりました。やむを得ずその場で供物を捧げ、大世の主(ウプスヌシュ)に事情を報告して帰路についたことがきっかけといわれています。

それ以来、その岩を赤崎御嶽の神体として拝むようになり、この場所がツヌジ御嶽として定められました。

年中行事と信仰

ツヌジ御嶽では、毎年旧暦6月・8月・10月の甲午の日に例祭が行われます。さらに旧暦11月には「御願(ウガン)」が執り行われ、地域の司(つかさ)や神女が赤崎御嶽への祈りをツヌジ御嶽から捧げます。現在も一般の人々は直接赤崎御嶽へ参拝することはなく、この御嶽を通して遥拝する形が続いています。

現在の姿

1932年(昭和7年)に島内外からの寄進によってコンクリート造の社殿が建立されました。その後、戦災を受けて修復され、1978年(昭和53年)には改修工事が行われ、現在も美しい姿を保っています。

境内には石灯籠や立派なシーサー、そして参拝者を迎える広い参道があり、御嶽巡りの途中で立ち寄りやすい立地も魅力です。

訪問のポイント

  • 所在地:宮古島市城辺地区
  • アクセス:市街地から車で約20〜25分。駐車スペースあり
  • 見どころ:鳥居、石灯籠、シーサー、奥に鎮座する社殿
  • 注意点:御嶽は信仰の場。参拝時は静粛を保ち、境内施設に触れる際は丁寧に

まとめ

ツヌジ御嶽は、宮古島の人々が長年守り続けてきた遥拝信仰の象徴です。

赤崎御嶽の神々を遠くから拝むこの場所には、天候や自然と共に生きてきた島人の知恵と祈りが込められています。御嶽巡りの旅では、城辺の穏やかな空気を感じながら、この由緒ある聖地で静かに手を合わせてみてはいかがでしょうか。

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