
🥊 世界王者・比嘉大吾、引退を表明 —— “第二の故郷”宮古島への感謝を胸に、リングに別れ
世界戦ドロー決着の翌日、突然の引退発表
2025年7月30日夜、東京・後楽園ホールで行われた世界戦でドローに終わったボクシング元世界王者・比嘉大吾(浦添市出身)は、翌31日、自身のSNSで現役引退を表明しました。ファンの間では驚きとともに、これまでの戦いに対する感謝の声が相次いでいます。
そんな比嘉選手の原点とも言えるのが、“第二の故郷”と公言してきた宮古島です。
“健次のボクシング”を継いだ男
比嘉選手は、中学卒業後に進学した宮古工業高校時代にボクシングと出会いました。彼を導いたのが、同校で指導を行っていた知念健次監督(54)。実は知念氏自身もスーパーウェルター級の日本ランカーという経歴を持ち、地元宮古島のラーメン店店主として知られる異色の指導者です。
「知念先生のボクシングが僕のすべて。先生がいなければ、今の自分はいない」
— 過去のインタビューでそう語った比嘉選手。
彼の打ち合いを恐れぬファイター精神は、まさに「健次のボクシング」と呼ばれ、宮古島時代から多くの人を魅了してきました。
地元宮古島の声「彼は島の誇り」
知念監督の指導のもと、アマチュアで頭角を現した比嘉選手は、プロ転向後わずか4年で世界王者に。圧倒的な攻撃力と勝負への執着心は、島の人々にとっても誇りであり希望でした。
「勝っても負けても、彼の闘いには魂がある」
「宮古の名を全国、いや世界に広めてくれた」
「リングを降りても、彼は私たちのチャンピオン」
そんな声がSNSや地域の口コミでも相次いでいます。
引退発表とともに語った「感謝の言葉」
引退発表では、「家族、チーム、ファン、そして“宮古島”の皆さん、すべての支えに感謝します」と述べ、今後は指導者としての道を模索していく意向も示唆しました。
知念監督も「彼の決断を尊重したい。次のステージでも、必ず何かを成し遂げる男だ」とコメントを寄せています。
宮古島とともに歩んだボクサー人生
比嘉大吾選手のキャリアは、栄光と苦悩の連続でした。しかし、そのルーツに“宮古島”があったことを、彼は最後まで忘れることはありませんでした。
南の島で育まれたボクサーの魂は、これからも多くの人々の心の中で生き続けます。
✨ありがとう、比嘉大吾選手。
あなたの闘志は、宮古島の誇りです。
📝参考情報
・Yahoo!ニュース(2025年7月31日配信):https://news.yahoo.co.jp/
・比嘉大吾公式Instagramより引用
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