
吉野海岸とは|宮古島の隠れた海中楽園
宮古島の東南部、岬と岬に囲まれた入り江に位置する吉野海岸(よしのかいがん)は、手つかずの自然と透明度の高い海が魅力。観光地の喧騒から離れた“秘密の海”のような雰囲気があり、訪れた人だけが出会える特別な景色が広がります。
沖合一帯にはサンゴ礁が群生し、干潮時には足が届く浅瀬からでも観察可能。初心者から上級者まで楽しめる天然のスノーケリングスポットです。

広がるサンゴの森と多様な群生
吉野海岸で見られる代表的なサンゴ
- ミドリイシ(枝状サンゴ):白・紫・青など多彩な色合いで、小型魚の隠れ家にもなる。
- テーブルサンゴ(テーブル状ミドリイシ):水中の日傘のように広がり、魚たちが集まる。
- ハマサンゴ・キクメイシ:岩のような塊状で、サンゴ礁の基盤を形成。
- 葉状・ウスコモンサンゴ:層をなして重なり、光の加減で海中に立体感を与える。
これらのサンゴは潮の干満や光量などの自然条件により絶妙なバランスで共存しています。

カラフルな熱帯魚とウミガメに出会える
- クマノミ(カクレクマノミ):イソギンチャクの中から顔を出す愛らしい姿。
- チョウチョウウオ類:黄色や白、黒の模様が美しく、舞うように泳ぐ。
- スズメダイ・ベラ・ブダイ類:青や緑、赤など多彩な色で海中に彩りを添える。
- アオウミガメ:高確率で遭遇でき、浅瀬をゆったり泳ぐ姿に癒される。
水深1〜2mの浅さで、全国的にも珍しいほど濃密な海の生態系を間近で体験できます。

初心者や子ども連れに優しい遠浅ビーチ
吉野海岸は波が穏やかで流れも弱く、初心者や家族連れに最適。干潮時には透明度がさらに上がり、泳がずともサンゴや魚が目の前に広がります。
駐車場から海岸までは坂道があり、有料シャトルや送迎サービスも利用可能。レンタルショップではスノーケルセット、ライフジャケット、マリンシューズも貸し出しています。
サンゴ観察のベストタイミングと注意点
おすすめ時間帯
- 午前10時〜午後2時:太陽光で海中が最も鮮やかに。
- 干潮前後1〜2時間:水深が浅くなり観察しやすい。
守りたいマナー
- サンゴや魚に触れない・踏まない。
- 足ヒレや素足でサンゴを傷つけないためマリンシューズ着用推奨。
- リーフセーフ日焼け止めを使用。
- 魚への餌やりは禁止。
アクセス情報
- 住所:沖縄県宮古島市城辺字吉野
- アクセス:宮古空港から車で約35〜40分
- 駐車場:あり(坂の上に位置)
- 設備:シャワー・更衣室なし(車で3分圏内に簡易施設あり)、売店・レンタルショップあり
吉野海岸の魅力は“素朴な自然そのもの”
観光開発が控えめな吉野海岸は、商業的な喧騒から離れて自然と向き合える場所。波音を聞きながらサンゴ礁と海の生き物たちに包まれる時間は、訪れる人すべてに特別な体験をもたらします。
🎯 あわせて読みたい関連記事
- 🌊 宮古島シュノーケリング完全ガイド
初心者から上級者まで楽しめるスポット&ツアー情報、秘境ポイントや生き物、ベストシーズン、安全対策まで徹底解説! - 🏖 宮古島ビーチ完全ガイド|全39か所紹介
吉野海岸を含む宮古島全域のビーチ情報を網羅。 - 🌊 宮古島の海特集|SUP・カヤックで遊ぶ!
サンゴ礁の海を別の角度から楽しむアクティビティ。
編集者より:
当サイト「みゃーくずみ」は、 Yahoo!ニュースはこちら をはじめ、下記のメディアに掲載されました。
ORICON NEWS・時事ドットコム・NewsPicks・琉球新報デジタル・沖縄タイムス+プラス・現代ビジネス・ライブドアニュース・ニフティニュース・@DIME・ニコニコニュース・BEST TiMES・ウレぴあ総研・エキサイトニュース・Infoseekニュース・JBpress・宮崎日日新聞 Miyanichi e-press・マピオンニュース・STRAIGHT PRESS・ジョルダンニュース!・PRESIDENT Online・旬刊旅行新聞・antenna ほか多数
最近のコメント