宮古島サシバ飛来2026|寒露の渡り・観察場所・飛来数調査

【2026年最新】宮古島にサシバ飛来!秋の風物詩「寒露の渡り」と54回目の飛来数調査|観察場所・歴史・保護活動を詳しく解説

宮古島に秋を告げる渡り鳥「サシバ」が今年も飛来

2026年10月、宮古島・伊良部島に秋の訪れを告げる渡り鳥「サシバ」が今年も飛来しています。

宮古島では、毎年10月の二十四節気「寒露」の頃になると、数多くのサシバが南の越冬地を目指して飛来します。この現象は古くから「寒露の渡り」と呼ばれ、島の人々に親しまれてきました。

2026年10月8日からは、伊良部島で第54回となるサシバ飛来数調査がスタート。10月21日までの14日間、飛来するサシバの数を記録します。

さらに今年は「宮古寒露の渡りサシバ週間」も開催され、自然観察会や特別展示、講演会などを通じて、宮古島の豊かな自然環境とサシバの保護について考える機会が設けられています。

サシバとは?日本から南の国へ渡るタカの仲間

サシバはタカ科に属する渡り鳥で、全長約50センチ。翼を広げると約1メートルになる中型の猛禽類です。

春から夏にかけて日本各地の里山や森林周辺で繁殖し、秋になると冬を越すため、フィリピンなどの東南アジア方面へ移動します。

主な餌はカエル、ヘビ、トカゲ、昆虫、小型の動物など。水田や森林、草地が混在する自然環境を好みます。

秋の渡りでは、上昇気流を利用しながら高度を上げ、群れになって旋回する姿が見られます。

この現象は「鷹柱(たかばしら)」と呼ばれ、サシバ観察の大きな見どころです。

なぜ宮古島・伊良部島にサシバが集まるのか?

サシバは日本列島から南へ移動する際、南西諸島を通過します。

宮古島・伊良部島・下地島は、長距離を移動するサシバにとって重要な中継地点の一つです。

長い距離を飛んできたサシバは、島の森林や緑地などで羽を休め、翌朝には再び南の越冬地へ向かって飛び立ちます。

宮古島周辺の島々は、サシバが長い旅を続けるために欠かせない休息場所となっています。

特に伊良部島は、毎年多くのサシバが確認される場所として知られています。

2026年サシバ飛来数調査がスタート

2026年の調査は10月8日から21日まで実施されます。

今年で54回目となる歴史ある調査で、宮古野鳥の会や沖縄県の関係者、地元の児童生徒などが協力して飛来数を記録します。

【2026年サシバ飛来数調査】

  • 期間:2026年10月8日(木)~21日(水)
  • 時間:毎日12:00~18:00
  • 場所:伊良部地区津波避難施設屋上
  • 住所:宮古島市伊良部字伊良部1471番地
  • 参加費:無料
  • 事前申し込み:不要
  • 対象:観光客を含め誰でも参加可能
  • 天候:少雨決行、荒天中止

サシバの飛来数は、その日の風向きや気象条件によって変化します。

調査期間中でも必ず大群が見られるわけではありませんが、運が良ければ、宮古島の青空を旋回するサシバの群れに出会えるかもしれません。

2026年は昨年より多い?飛来状況に期待

10月10日に報道された琉球朝日放送のニュースでは、10月8日の調査開始時に多くのサシバが確認されたことが紹介されています。

宮古野鳥の会の仲地邦博会長も、昨年と比較して今年は多い印象を持っていると話しています。

ただし、2026年の最終的な飛来数は調査終了後に集計されるため、現時点で昨年を上回ったと断定することはできません。

今後の調査結果が注目されます。

2025年は11,367羽を確認|長年続く飛来数調査

沖縄県が公表している2025年の調査結果では、10月8日から21日までの14日間に11,367羽が確認されました。

過去には、2013年の調査期間中に約31,000羽が記録された年もあります。

ただし、年ごとの調査数には天候や風向き、渡りのタイミングなどが影響するため、単純な数字の比較だけで生息数の増減を判断することはできません。

長期間にわたり同じ地域で調査を続けることが、サシバの渡りや自然環境の変化を知るための貴重な資料となっています。

宮古島とサシバの深い歴史

現在では保護されているサシバですが、かつて宮古島では食料として捕獲されていた歴史があります。

サシバは島の人々にとって身近な鳥であり、古い歌や言い伝えにも登場してきました。

本土復帰後、野鳥保護の制度が沖縄県にも適用され、サシバの保護活動が本格化しました。

1974年には宮古野鳥の会が発足。地域の学校や行政、住民が協力しながら、サシバを守る取り組みを続けてきました。

1970年代後半からは保護啓発活動やパトロールも行われ、かつて問題となっていた密猟の防止にも大きな役割を果たしました。

現在、サシバは宮古島市の市鳥として親しまれています。

サシバは絶滅危惧種|保護が必要な理由

サシバは環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に分類されている鳥です。

繁殖地である日本の里山環境の変化や、渡りの途中で利用する森林・湿地などの減少が、生息環境に影響を与える要因として懸念されています。

サシバを守るためには、宮古島だけでなく、日本各地の繁殖地や海外の越冬地を含めた広い地域での自然環境保全が必要です。

宮古島のサシバ保護活動は、地域の自然を守るだけでなく、国境を越えて移動する渡り鳥の命をつなぐ活動でもあります。

2026年「宮古寒露の渡りサシバ週間」開催

2026年10月7日から21日まで、宮古島市内ではサシバをテーマにしたイベントが開催されています。

特別展「サシバと宮古の自然」

期間:10月7日~18日

場所:宮古島市役所1階エントランスホール

サシバの生態や宮古島の自然、保護活動などについて学べる展示です。

生物多様性講座

日時:10月12日(月・祝)10:00~12:00

場所:宮古島市役所2階大ホール

テーマは「サシバがつなぐ宮古の自然と未来」。

サシバの保護を通じて、宮古島の自然環境や生物多様性について考える講座です。

参加無料、事前申し込み不要です。

サシバ観察会

日時:10月18日(日)15:00~17:00

場所:下地島・旧民宿キャンプ村前

宮古野鳥の会の協力による観察会です。

参加費無料、事前申し込み不要。双眼鏡があれば持参すると便利です。

観光客にもおすすめ!サシバ観察の楽しみ方

宮古島旅行でサシバを観察したい方には、伊良部島や下地島がおすすめです。

特に、調査が実施されている伊良部地区津波避難施設では、専門家による飛来数調査の様子を見学できる貴重な機会があります。

また、下地島の観察会では、サシバの特徴や渡りについて学びながら観察できます。

サシバを観察する際は、双眼鏡や望遠レンズがあると便利です。

ただし、サシバは野生動物です。大きな音を出したり、休息している鳥に近づきすぎたりしないよう注意しましょう。

また、伊良部大橋などの橋の上で車を停車させて観察・撮影することは危険です。必ず安全な駐車場所を利用してください。

宮古島の自然を次の世代へ

宮古島といえば、宮古ブルーの海や白い砂浜、美しいサンゴ礁を思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、宮古島の魅力は海だけではありません。

毎年秋になると遠い空から飛来するサシバも、宮古島が誇る大切な自然の一つです。

何千キロもの旅を続ける渡り鳥が、安心して羽を休められる環境を守ることは、島の自然を未来へ残すことにもつながります。

50年以上にわたって続けられてきた飛来数調査と、地域の人々による保護活動。

この貴重な取り組みを、これからも大切にしていきたいものです。

2026年のサシバ飛来数調査は10月21日まで。

秋の宮古島を訪れる方は、ぜひ空を見上げてみてください。

そこには、遠い南の国を目指して旅を続けるサシバの姿があるかもしれません。

📍 発見場所:エメラルドコーストゴルフリンクス 14番ホール付近

⏰ 撮影日時:2025年10月15日 15:54

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❓FAQ|サシバと宮古島に関するよくある質問

Q1. サシバの「鷹柱(たかばしら)」とは何ですか?

A. 鷹柱とは、渡りの途中に多くのサシバが上昇気流に乗って旋回しながら高く舞い上がる現象です。

数十羽から数百羽が同時に飛び立つ姿は圧巻で、秋の宮古島では自然のドラマとして注目されています。

Q2. 宮古島でサシバが見られる時期はいつですか?

A. 毎年10月上旬〜下旬が観察のピークです。

特に晴れて南風が吹く日には上昇気流が発生しやすく、多くのサシバが姿を見せます。

Q3. サシバを観察できるおすすめスポットは?

A. 以下の場所が特におすすめです。

  • エメラルドコーストゴルフリンクス周辺
  • 上野野原(うえののばる)地区
  • カママ嶺公園(市街地近く)
  • 伊良部島北部の丘陵地帯

望遠レンズや双眼鏡を持参すると、より迫力ある観察ができます。

Q4. 伊良部島の「サシバモニュメント」は今もありますか?

A. かつてフナウサギバナタ展望台にあった巨大なサシバ像は、老朽化により撤去されました。

現在はモニュメントこそありませんが、その場所から見る空と海は今も美しく、渡り鳥の聖地として知られています。

Q5. サシバはどこから来てどこへ行く鳥ですか?

A. サシバは春に日本本土で繁殖し、秋になると南へ渡ってフィリピンやボルネオ島などで冬を過ごします。

その途中で宮古島や八重山諸島に立ち寄るため、島は「サシバの休息地」としても知られています。

Q6. 宮古島でサシバを観察するときのマナーは?

A. 静かに観察し、巣や休息場所には近づかないことが大切です。

野鳥保護のため、フラッシュ撮影やドローンの使用も控えましょう。

自然との距離を保ちながら、島の生きものたちと共存する気持ちを忘れずに。

Q7. サシバは縁起の良い鳥ですか?

A. 古くから「幸運を運ぶ渡り鳥」として親しまれています。

サシバの鳴き声が聞こえると「季節の変わり目」や「豊作の兆し」とも言われ、島の人々の生活と深く結びついています。

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