2026年10月9日更新|宮古島の交通安全を守り続けて35年
宮古島の道路に立つ警察官の正体とは?
宮古島をドライブしていると、交差点や道路沿いで警察官の姿を見かけることがあります。「取り締まりかな?」と思って近づいてみると、実は等身大の警察官人形。それが宮古島の名物「宮古島まもる君」です。
青い海、白い砂浜、伊良部大橋など、宮古島には数多くの観光名所がありますが、まもる君も島を代表する人気者。観光客の記念撮影スポットとして親しまれる一方、本来の仕事は交通事故を防ぐための安全運転の呼びかけです。
2026年10月8日、琉球朝日放送(QAB)が「宮古島まもる君の正体に迫る!」という特集を放送。誕生の経緯や兄弟の秘密、知られざる歴史などが詳しく紹介されました。
今回は、その最新情報も加え、宮古島まもる君と唯一の妹・まるこちゃんの魅力を徹底紹介します。

第1章|宮古島まもる君は1991年8月5日生まれ
宮古島まもる君が誕生したのは1991年8月5日。2026年で誕生35周年を迎えました。
設置したのは、宮古島警察署内に事務局を置く「宮古島地区交通安全協会」です。
当初は「警察官ロボット」という名称で設置され、その後、いつしか「まもる君」と呼ばれるようになったといいます。
まもる君の履歴書には、父が宮古島警察署、母が宮古島地区交通安全協会と記されています。
誕生の目的は、交通事故を少しでも減らすこと。交通安全の看板よりも立体的な警察官人形の方がドライバーの注意を引き、安全運転を促す効果が期待できると考えられました。
今では観光名物として全国的に知られる存在ですが、その原点には地域の交通安全を願う人々の思いがありました。

第2章|身長180cm!台風にも耐えるまもる君の秘密
宮古島まもる君の身長は180cm、体重は約5kg。
しかし、台風の多い宮古島で道路沿いに立ち続けるため、足元には約400kgのおもりが設置されています。
強い日差し、潮風、台風など、宮古島の厳しい自然環境の中で交通安全を呼びかけ続けています。
一体一体の顔立ちや表情には違いがあり、同じ制服姿でも、それぞれに個性があります。
凛々しい顔、優しそうな顔、どこかユーモラスな表情。そんな違いを見つけることも、まもる君巡りの楽しみの一つです。

第3章|最初は5体!現在は20体の兄弟
宮古島まもる君は、最初から20体いたわけではありません。
1991年に5体が誕生。その後、交通安全活動の広がりとともに仲間が増えていきました。
まもる君の増員の歴史
- 1991年8月5日:最初の5体が誕生
- 1998年:10体が追加
- 2009年:4体が追加
- 2020年:1体が追加
- 2026年現在:合計20体
兄弟たちには、それぞれ名前が付けられています。
まもる君、すすむ君、こうじ君、ひとし君、としお君、りょうぞう君、まさお君、いずる君、かずき君、てつや君、まさかつ君、きよし君、あつし君、たくま君、じゅんき君、たかや君、いさお君、いたる君、みつお君、つよし君。
これらの名前には、歴代の宮古島警察署長や交通安全協会会長の名前が使われているそうです。
兄弟たちは宮古島本島だけでなく、伊良部島、池間島、多良間島などでも交通安全を見守っています。
例えば、池間島の「たかや君」、伊良部島の「きよし君」「じゅんき君」、多良間島の「つよし君」など、それぞれの地域で親しまれています。
※設置場所は変更される場合があります。

第4章|唯一の妹「宮古島まるこちゃん」とは?
まもる君には、20体の兄弟とは別に、唯一の妹がいます。
その名前は「宮古島まるこちゃん」。
1993年3月生まれで、交通事故「ゼロ」への願いが名前に込められています。
まるこちゃんの履歴書によると、全日本トライアスロン宮古島大会で女性白バイ隊の姿に感動し、白バイ隊員を目指すことを決意したというユニークな設定もあります。
現在は宮古島警察署前で、兄のまもる君とともに交通安全の広報活動を行っています。
男性型20体と女性型1体を合わせた、21体のまもる君ファミリー。
宮古島を訪れた際には、ぜひ唯一の妹・まるこちゃんにも注目してみてください。
第5章|2016年、交通事故から市民を守ったまもる君
宮古島まもる君には、実際に交通事故に巻き込まれた歴史があります。
2016年2月、宮古島市平良の信号機のない交差点で車同士の事故が発生しました。
事故では運転者2人が軽傷を負い、交差点に立っていたまもる君も足を大きく損傷しました。
もし、その場所に人が立っていたら、さらに重大な事故につながっていた可能性もあります。
事故後、まもる君は修復され、約2か月後の4月に現場復帰。
その際には、巡査部長への昇任も果たしました。
交通安全を呼びかけるために誕生したまもる君が、自ら事故に巻き込まれながらも再び現場に戻った出来事は、島の人々の記憶に残るエピソードとなっています。
第6章|まもる君は転勤する?設置場所が変わる理由
まもる君は、必ずしも同じ場所に立ち続けるわけではありません。
宮古島ではホテルや住宅の建設、道路整備、交通量の変化などによって、交通事故が発生しやすい場所も変わっていきます。
そのため、事故の危険性が高い場所へ配置を変更することがあります。
まもる君にも、警察官のように「異動辞令」が出されることがあるのです。
以前見かけた場所にいなかったり、思いがけない場所で出会ったりするのも、こうした事情によるものです。
観光客にとっては楽しいまもる君探しですが、設置場所には交通安全上の意味があることを忘れてはいけません。
第7章|まもる君の設置場所はどこ?
まもる君は宮古島本島を中心に、周辺の島々にも配置されています。
主な設置エリア
【宮古島本島】
宮古島警察署周辺、宮古空港周辺、平良市街地、来間大橋周辺、東平安名崎方面、上野・城辺方面、西平安名崎方面など。
【伊良部島】
伊良部大橋を渡った先の主要道路や佐良浜地区周辺など。
【池間島】
池間大橋周辺や島内の主要道路など。
【多良間島】
島内の主要道路など。
ただし、まもる君は交通事故防止を目的として配置されているため、設置場所が変更される場合があります。
最新の設置場所を確認したい方には、宮古島警察署で入手できる特別住民票がおすすめです。

第8章|まもる君とまるこちゃんの「特別住民票」が買える!
宮古島まもる君とまるこちゃんには、なんと特別住民票があります。
2012年に発行され、宮古島の名物として知られるようになりました。
この特別住民票の写しは、宮古島警察署で購入できます。
特別住民票の情報
販売場所:宮古島警察署・交通課窓口
価格:まもる君・まるこちゃん各200円
特徴:発行日が記載される
裏面:まもる君の設置場所情報を掲載
設置場所が変更された場合は、裏面の情報も更新されるそうです。
つまり、特別住民票は宮古島旅行の記念品であると同時に、まもる君巡りにも役立つアイテムなのです。
一般的な観光施設とは少し違う、宮古島ならではのユニークな楽しみ方ではないでしょうか。
※価格・販売方法は2026年10月8日のQAB報道に基づきます。訪問前に最新の取り扱い状況をご確認ください。
第9章|宮古島警察署も観光スポット?まもる君グッズに注目
宮古島警察署では、特別住民票だけでなく、まもる君関連グッズも取り扱われています。
QABの特集では、交通課窓口にさまざまな関連商品が並ぶ様子も紹介されました。
警察署を訪れた観光客が、まもる君の写真を撮ったり、グッズを購入したりする光景も見られるそうです。
まもる君は、交通安全のシンボルであると同時に、宮古島の観光にも貢献する存在となっています。
ただし、警察署は公共施設です。訪問する際は、窓口業務の妨げにならないよう配慮しましょう。
第10章|まもる君のお土産・人気グッズ
宮古島のお土産店や空港では、まもる君をモチーフにしたさまざまな商品が販売されています。
キーホルダー、ストラップ、マグネット、ステッカー、Tシャツ、トートバッグ、ぬいぐるみ、ボールペン、クリアファイル、お菓子、泡盛など、種類も豊富です。
宮古島らしいユーモアが感じられるデザインは、旅行の記念品としても人気。
交通安全のお守り代わりに購入するのもおすすめです。
販売商品や在庫は店舗によって異なるため、気になる商品を見つけたらチェックしてみましょう。

第11章|まもる君巡りとおすすめ撮影スポット
宮古島旅行では、美しい海や絶景スポットを巡りながら、まもる君を探す楽しみ方もあります。
来間大橋周辺では宮古ブルーの海を背景に、宮古島警察署前では唯一の妹・まるこちゃんと記念撮影を楽しめます。
伊良部島や池間島方面へ向かうドライブでも、兄弟たちに出会えるかもしれません。
ただし、まもる君が立つ場所は、交通事故への注意が必要な道路や交差点です。
撮影時には次のルールを守りましょう。
- 車道での急停車・路上駐車はしない
- 橋の上では停車・撮影しない
- 安全な駐車場所を利用する
- 車道にはみ出して撮影しない
- 周囲の交通や歩行者に十分注意する
まもる君は観光用の撮影オブジェではなく、交通安全を呼びかけるために設置されています。
安全な場所から撮影できない場合は、無理をせず次の機会にしましょう。
第12章|高校生も参加!地域で守り続けるまもる君
宮古島まもる君は、誕生から35年の間に何度も修復やメンテナンスを受けてきました。
宮古島の強い紫外線や潮風、台風などによって、屋外に設置された人形は少しずつ傷んでいきます。
2023年には、沖縄県立宮古工業高校の生徒たちが技術を生かして、まもる君の顔を整える活動も話題となりました。
地域の人々が手をかけ、大切に維持してきたからこそ、まもる君は長年にわたり島の風景の一部として親しまれているのです。
第13章|台湾からの観光客にも人気!海外にも広がるまもる君
まもる君の人気は日本国内だけにとどまりません。
2026年10月8日のQAB特集では、台湾から訪れた観光客が、Instagramでまもる君を知ったと紹介されました。
宮古島の美しい海や自然だけでなく、ユニークな交通安全人形も海外の旅行者に注目されているのです。
近年、宮古島を訪れる外国人観光客も増えています。
言葉が通じなくても、警察官姿で道路に立つまもる君の存在は、多くの人の目を引きます。
交通安全という本来の役割を果たしながら、宮古島の魅力を海外へ伝える存在にもなっています。
第14章|まもる君が伝え続ける本当のメッセージ
まもる君の設置によって、交通事故がどれだけ減ったのか。
その効果を数字だけで示すことは簡単ではありません。
しかし、宮古島地区交通安全協会は、事故を一件でも減らしたいという思いで活動を続けています。
まもる君は交通違反を取り締まる存在ではありません。
ドライバーがその姿を見て、少しでも安全運転を意識すること。
交差点でしっかり安全確認をすること。
スピードを控え、歩行者や自転車に気を配ること。
そんな一つひとつの行動が、交通事故を防ぐことにつながります。
第15章|よくある質問(FAQ)
Q. 宮古島まもる君はいつ誕生しましたか?
A. 1991年8月5日に誕生しました。2026年で35周年を迎えています。
Q. まもる君は何体いますか?
A. 男性型のまもる君が20体、唯一の妹・宮古島まるこちゃんが1体です。
Q. まもる君の身長と体重は?
A. 身長180cm、体重約5kg。足元には台風対策として約400kgのおもりが設置されています。
Q. まもる君の名前は誰が付けたのですか?
A. 「まもる君」という愛称が広まった詳しい経緯は明らかではありませんが、兄弟の名前には歴代警察署長や交通安全協会会長の名前が使われています。
Q. まるこちゃんはどこにいますか?
A. 宮古島警察署前に設置されています。
Q. まもる君の設置場所は変わりますか?
A. はい。交通事故の危険性や道路状況の変化によって配置が変更されることがあります。
Q. 特別住民票はどこで購入できますか?
A. 宮古島警察署の交通課窓口で購入できます。2026年10月の報道では、まもる君・まるこちゃんそれぞれ200円と紹介されています。
Q. まもる君の写真を撮っても大丈夫ですか?
A. 記念撮影は楽しめますが、道路上での急停車や路上駐車、橋の上での停車は避け、安全な場所から撮影してください。
Q. まもる君のグッズはどこで買えますか?
A. 宮古島内のお土産店や空港、宮古島警察署などで取り扱われています。
まとめ|宮古島の安全を守り続ける21体のファミリー
1991年8月5日、交通事故を減らしたいという地域の願いから誕生した宮古島まもる君。
最初は5体だった兄弟が20体となり、唯一の妹・まるこちゃんも加わって、宮古島を代表する存在になりました。
台風にも負けず、交通事故に巻き込まれても修復され、時には新たな場所へ異動しながら、35年にわたり島の安全を見守り続けています。
今では日本全国だけでなく、海外からの観光客にも知られる宮古島の人気者です。
しかし、まもる君の一番大切な仕事は、今も昔も変わりません。
「宮古島を訪れるすべての人に、安全運転を心がけてほしい」
宮古島をドライブする際には、ぜひ道路沿いのまもる君にも注目してみてください。
そして、まもる君を見かけたら、安全運転を改めて意識していただければと思います。
美しい宮古ブルーの海と、島の人々の温かい思いが込められたまもる君。
その両方が、宮古島の大切な魅力なのです。
参考情報・取材協力
琉球朝日放送(QAB)
2026年10月8日放送「宮古島まもる君の正体に迫る!」
※設置数・歴史・特別住民票などの情報は2026年10月時点。設置場所や販売状況は変更される場合があります。
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