【30秒で分かる】宮古島クリーンセンター
宮古島クリーンセンターは、家庭から出る生活ごみを中心とした一般廃棄物の処理や、空き缶・ガラス瓶・ペットボトルなどの資源ごみのリサイクルを担う宮古島市の中核施設です。可燃ごみの焼却だけでなく、小型家電や乾電池、モバイルバッテリーなども適切に分別・管理し、リユース施設では、まだ使える家具や生活用品を次の人へつなぐ取り組みも行っています。島民の暮らしはもちろん、宮古島を訪れる多くの人が快適に過ごせる環境を支える、まさに「縁の下の力持ち」の存在です。
私たちが見ている宮古島は、誰かが守っている

宮古ブルーの海。透き通るビーチ。清潔なホテル。気持ちよく利用できる飲食店。快適な街並み。私たちは、その美しい景色を当たり前のように楽しんでいます。
しかし、その「当たり前」は、多くの人の見えない努力によって支えられています。

今回、宮古島クリーンセンターを見学させていただき、普段は入ることのできない施設の内部まで案内していただきました。
現場を実際に見て感じたのは、「この仕事をもっと多くの人に知ってほしい」ということでした。
家庭から出る一般廃棄物を支える施設

家庭から出る生活ごみを中心とした一般廃棄物や、空き缶・ガラス瓶・ペットボトルなどの資源ごみ、粗大ごみや小型家電などが毎日クリーンセンターへ運ばれています。
搬入された車両は最初に計量棟で重量を測定し、それぞれの処理工程へ進みます。

島民の毎日の暮らしを支える大切な施設だからこそ、安全で確実な処理が日々行われています。
生で見ると圧巻だった巨大なごみピット

今回の見学で最も衝撃を受けたのが、焼却前の可燃ごみを一時的に貯留する巨大なごみピットでした。
何メートルもの深さがある巨大な空間には、宮古島中から集められた大量の可燃ごみが積み上げられています。

写真では伝わりにくいかもしれません。しかし実際に目の前に立つと、その迫力は圧巻。思わず言葉を失うほどのスケールでした。
さらに驚いたのが、その巨大なごみの山を動かす天井クレーンです。中央制御室では担当者がモニターを確認しながらクレーンを操作し、ごみをつかみ上げ、混ぜ合わせ、焼却炉へ送り込んでいきます。

この作業は単純に運ぶだけではありません。ごみを均一に混ぜることで、焼却炉が安定して燃焼できるよう調整する重要な役割も担っています。

巨大なクレーンが静かに動き、ごみ収集車が次々と搬入される様子を目の前で見た時、「私たちは毎日こんなにも多くのごみを出しているのか」と改めて実感しました。
この大規模な施設を安全に運転し続ける職員の皆さんの技術と責任感には、ただただ頭が下がる思いでした。
「燃やす」だけではない仕事
クリーンセンターは、ごみを焼却するだけの施設ではありません。

施設内では、空き缶、ガラス瓶、ペットボトル、小型家電、乾電池、モバイルバッテリー、電源コードなど、資源として活用できるものが一つひとつ丁寧に分別・管理されています。

私たちが「ごみ」と思っているものの中には、もう一度活用できる大切な資源が数多くあります。その資源を未来へつなぐことも、クリーンセンターの大切な役割です。
空き缶も大切な資源
施設内では、回収された大量の空き缶が種類ごとに分別され、大型の圧縮機で四角いブロック状に圧縮されていました。

実際に目の前で見ると、その量にも作業のスケールにも圧倒されます。
アルミ缶やスチール缶は種類ごとに分別され、大型プレス機で四角いブロック状に圧縮されます。

こうすることで保管や輸送の効率が高まり、島外へ搬出され、新たな製品へと生まれ変わります。
私たちが飲み終えた一本の缶も、正しく分別されれば大切な資源になります。
ガラス瓶も未来へつながる

泡盛やジュース、調味料などのガラス瓶も種類ごとに保管・管理されていました。
正しく分別された瓶は、次の資源として活用されます。

モバイルバッテリーは絶対に燃えるごみへ入れないでください

今回の見学で、特に皆さんへ伝えたいことがあります。それはモバイルバッテリーやリチウムイオン電池です。
施設内には回収された大量のモバイルバッテリーが種類ごとに細かく分別され、安全に保管されていました。

全国では近年、ごみ収集車や処理施設の火災原因としてリチウムイオン電池が大きな問題になっています。
燃えるごみに混ざったまま収集車へ入ると、圧縮された衝撃で発火し、ごみ収集車や処理施設の火災につながる危険があります。

それは設備だけではなく、現場で働く人たちの命にも関わる重大事故です。
だからこそ、モバイルバッテリーは絶対に燃えるごみに入れない。
これだけは、島民の皆さんにも、宮古島を訪れる観光客の皆さんにも守っていただきたいルールです。
「まだ使える」を次の人へ
宮古島クリーンセンターにはリユース施設もあります。

家具、食器、洋服、ベビー用品、生活用品など、まだ使えるものは次の人へ譲られます。
「捨てる」のではなく「活かす」。
その取り組みも、この施設の大切な役割です。
観光客の皆さんへお願い

宮古島を訪れる皆さんも、この島を守る大切な仲間です。
ホテルで飲んだペットボトル、空き缶、ガラス瓶、テイクアウト容器など、旅行中に出るごみも、すべてクリーンセンターで働く皆さんが処理しています。
旅行を楽しむだけでなく、正しい分別やポイ捨てをしないことも、宮古島への思いやりです。
「ありがとう」は分別で伝えられる

今回の見学で最も感じたこと。それは、この仕事はもっと感謝されるべき仕事だということです。炎天下の日も、台風の後も、毎日変わることなく、ごみを回収し、安全に処理し、資源を未来へつないでくださる皆さんがいます。
宮古島の美しい海も、ホテルも、飲食店も、私たちの日常も、そのすべては、こうした仕事があるからこそ支えられています。
私たちにできることは、決して難しいことではありません。空き缶は資源ごみへ。ガラス瓶は正しく分別。モバイルバッテリーは指定された回収場所へ。まだ使えるものはリユースへ。

その一つひとつの小さな行動が、現場で働く皆さんの安全を守り、宮古島の豊かな自然を守り、未来へとつないでいきます。
普段は表に出ることの少ない仕事だからこそ、今回この現場を見学し、その大切さと責任の重さを改めて実感しました。毎日当たり前のように暮らせること。当たり前のように宮古島の美しい景色を楽しめること。その「当たり前」は、多くの人の見えない努力によって支えられています。
宮古島クリーンセンターで働く皆さん。
宮古島の暮らしを毎日支え、美しい島を守り続けてくださり、本当にありがとうございます。

私たち一人ひとりの「正しい分別」が、皆さんへの感謝を伝える一番身近な方法なのだと、今回の見学で強く感じました。
宮古島クリーンセンタークイズに挑戦!
宮古島クリーンセンターでは、子どもから大人まで楽しく環境について学べるクイズが用意されています。

答えは…下記⬇️ 皆さんも挑戦してみてください!
Q1 ごみ焼却施設では、1日どれだけのごみを燃やすことができるかな?
答え:② 63トン
宮古島クリーンセンターでは、1日に約63トンもの可燃ごみを安全に焼却処理することができます。
Q2 ごみは焼却炉の中で何度くらいの温度で燃やしているの?
答え:③ 850度
高温で焼却することで、ごみを効率よく処理し、環境への負荷も抑えています。
Q3 ごみを燃やしたあとに出る灰や飛灰はどうなるの?
答え:③ 最終処分場に埋立
焼却しても灰は残ります。適切に管理され、最終処分場で処理されています。
Q4 ごみが燃えているようすを見張っているところはどこかな?
答え:② 中央制御室
巨大クレーンを操作し、ごみを混ぜながら焼却炉へ送る重要な役割を担っています。見学では、その迫力ある作業を間近で見ることができました。
Q5 リサイクル施設では1日どれだけのごみを処理することができるかな?
答え:③ 11トン
空き缶やガラス瓶、ペットボトルなど、多くの資源が毎日ここで分別・処理されています。
Q6 不燃ごみ・粗大ごみの中から鉄と何を回収するでしょうか?
答え:① アルミ
鉄だけでなくアルミも大切な資源として回収され、再利用されています。
Q7 缶・ビン類、ペットボトルに混ざったリサイクルできないものは、機械と何で選別する?
答え:③ 人の手
最後に頼りになるのは、人の目と手です。どれだけ機械化が進んでも、丁寧な手作業が欠かせません。
Q8 みんなが心がけることは次のうちどれかな?
答え:①②③ 全部正解!
どれも宮古島の未来を守るために大切なことです。
クイズを終えて
いかがでしたか?
意外と知らなかったことも多かったのではないでしょうか。
ごみを捨てるのはほんの数秒ですが、その先では毎日多くの方が安全に処理し、資源へとつなげるために働いています。
正しい分別は、資源を守るだけでなく、現場で働く皆さんの安全を守ることにもつながります。
今日からできる小さな行動が、宮古島の美しい自然と未来を守る大きな一歩になります。
宮古島クリーンセンター
住所 沖縄県宮古島市平良字西仲宗根565-6
TEL 0980-75-5339
FAX 0980-73-0367




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