ナガシガー(ウリガー)|多良間島の貴重な水源史跡

【30秒で分かる】

ナガシガー(ウリガー)は、多良間島に残る村指定史跡の洞窟井戸跡。洞窟から出てきた猫が濡れていたことから水の存在が発見されたと伝えられ、水量が豊富で製糖の水源としても利用されました。島の暮らしと水文化を今に伝える重要な史跡です。

ナガシガー(ウリガー)は、多良間島の生活史を語る重要な史跡です。この井戸は洞窟から出てきた猫が水に濡れていたことから水の存在に気づかれ、自然洞窟から湧く水を井戸として開かれたと伝えられています。かつては生活用水だけでなく製糖時の水源としても使われ、島の人々の暮らしと深く結びついた場所です。

■ ナガシガーの特徴

ナガシガーは洞窟内から湧き出る水を利用したウリガー(井戸)。水量が豊富で「多良間世」の民謡にも「汲めども尽きない」と唄われるほどでした。この井戸を水源として製糖が行われた時代もあり、住民生活を知る上で貴重な史跡として保存されています。

■ 歴史的価値と暮らしの記憶

ナガシガーは単なる井戸跡ではなく、自然の湧水を生活に取り入れた島の知恵の証です。多良間島には川がなく、地下水や井戸が生活の生命線でした。ナガシガーの水は雨の少ない時期にも人々を支え、社会や経済活動にも関わった重要な存在でした。

■ 訪れる際のポイント

・村指定史跡として丁寧に見学する

・立入禁止区域には入らない

・足元が不安定な場所もあるため注意

・静かに歩き歴史を感じる

多良間島を訪れる際は、海や観光スポットだけでなく、暮らしの原風景を物語る史跡にも目を向けてみてください。ナガシガーは、島の水文化と歴史を今に伝える特別な場所です。

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編集者コラム・宮古島への想い