ピイトゥマタウガンのフクギ|塩川集落を見守る名木(認定番号084)

【30秒で分かる】

多良間島・塩川集落にあるピイトゥマタウガン(御嶽)の入口に立つフクギは、名木認定番号084の古木。推定樹齢約300年を超え、八月踊りの舞台を見守ってきた歴史ある一本です。島の信仰と暮らしに寄り添う、緑の象徴的存在です。

多良間島・塩川(しおがわ)の八月踊り舞台となる**ピイトゥマタウガン(御嶽)**の入口に立つフクギの古木は、名木認定番号084として島の歴史と暮らしを今に伝える貴重な一本です。豊見親(とぅんみーや)の屋敷跡ともされるこの一帯を、夫婦のように並んで見守ってきた姿が印象的です。

■ ピイトゥマタウガンとフクギの由来

「ピイトゥマタウガン」は塩川集落で古くから行われてきた八月踊りの舞台として知られる場所。かつてこの地を治めたとされる豊見親の屋敷跡とも伝わり、地域の人々にとって大切な祈りの空間です。その入口に並立するフクギの古木は、八月踊りが始まった頃からこの地を見守り続けてきたと考えられています。寄り添うように立つ姿は、島の暮らしと深く結びついた象徴でもあります。

■ 名木としての価値

・認定番号:084

・樹高:約8m

・胸高幹周:約2.2m

・推定樹齢:約300年

推定樹齢300年を超えるこのフクギは、島の生活と信仰、そして人々の営みと共に歩んできました。八月踊りなどの行事では木陰が人々をやさしく包み、集落の時間を静かに刻んできた存在です。

■ フクギの風景と文化

フクギの並木は多良間島を象徴する風景の一つで、集落の道沿いに緑のトンネルをつくります。強い日差しを和らげる木陰は、暮らしや祭りをさりげなく支えてきました。ピイトゥマタウガンのフクギは単なる古木ではなく、地域の記憶と時間を刻む“生きた証人”です。

■ 訪れる際のポイント

・生活道路でもあるため歩行者や車に注意

・文化財として丁寧に見学する

・撮影は地元住民への配慮を忘れない

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みゃーくずみ とは?

編集者コラム・宮古島への想い