🌏 宮古島未来設計図シリーズ
観光・自然・安全・都市設計から宮古島の未来を考える編集者コラム連載。 序章から最終章まで、島のこれからを一つのストーリーとして読むことができます。
- 🌏 宮古島はなぜ変わり始めたのか|開発とインフラの現状【序章】
- 🌏 宮古島未来設計図 第1話|観光の未来
- 🌏 宮古島未来設計図 第2話|自然と観光の境界 なぜ宮古島には海の家がないのか
- 🌏 宮古島未来設計図 第3話|安全文化の未来「犬を海に入れると罰金」
- 🌏 宮古島未来設計図 第4話|観光の転換点 八重干瀬ツアーはなぜ消えたのか
- 🌏 宮古島未来設計図 第5話|都市設計の未来 宮古島はアジアの交差点になれるのか
- 🌏 宮古島未来設計図〈最終章〉|空・海・陸ハブで島民に還元する「宮古島モデル」へ
本記事は宮古島情報メディア「みゃーくずみ」編集部による未来提案です。実在する行政計画ではなく、観光・交通・地域経済の視点から宮古島の可能性を考察しています。【編集者コラム】
宮古島の海を初めて見た人は、ほとんど同じ言葉を口にします。「こんな海、見たことがない。」けれど編集者は、いつも少しだけ違うことを考えます。この景色は、ただ美しいだけで終わっていいのだろうか。この自然は、観光客の思い出になるだけでいいのだろうか。そして——この島に暮らす人たちの未来は、本当に豊かになっているのだろうか。
観光によって衰退した街もあれば、観光によって市民の生活が豊かになった都市もありました。
違いはひとつでした。観光を「増やした街」と、観光を「設計した街」。宮古島はいま、大きな分岐点に立っています。
世界に誇れる自然はすでにある。
足りないのは、未来の設計です。
新しい開発ではなく「島の未来をどう設計するか」という視点です。

これは完成した計画ではありません。
宮古島の未来を考えるための、一つの提案です。
未来は、想像し言葉にした瞬間から始まります。
空港、港、橋、海、街、人の流れ。
それらを一本の導線としてつなげたとき、宮古島は単なるリゾートではなく、世界でも例のない“島型観光モデル”へ進化できる可能性があります。
ひとりの編集者が、世界を見て、宮古島に暮らし、この島の未来を考え続けた末に描いた「未来予想図」です。
もし宮古島が、観光で稼ぎ、島民の暮らしを豊かにし、税負担さえ軽くできる島になったとしたら——。その未来は、決して夢物語ではありません。
ここから先は、みゃーくずみ編集者が描く**「宮古島という島そのものをデザインする提案」**です。
🌏みゃーくずみ編集者が描く宮古島未来設計図
空・海・陸がつながる「世界基準の島」への提案

宮古島はいま「観光地」から「観光設計」へ進める島
宮古島はすでに世界トップクラスの自然を持っています。サンゴが隆起して生まれた地形,透明度の高い宮古ブルー,橋でつながる景観,満天の星空,身体を整える風と静けさ。しかし現在の観光は、それぞれの絶景を個別に巡る“点の観光”が中心です。これから必要なのは観光地を増やすことではありません。人の流れそのものを設計すること。島全体を一つの体験として編集することです。
空のハブと陸のハブという未来予想
編集者の未来予想では宮古島の空港は役割分担していきます。・下地島空港=国際線ゲートウェイ・宮古空港=国内線ハブそしてその間に必要になるのが、まだ存在していない第三の拠点。平良港周辺に整備される「宮古島バスターミナル」=陸のハブ。これは編集者による未来提案です。
空・海・陸を結ぶ宮古島バスターミナル構想
この場所を、・空港アクセス・離島航路・クルーズ船アクセス・市街地・ホテルエリア・観光循環バスを結ぶ拠点にします。飛行機で訪れる人も、クルーズ船で訪れる人も、離島から来る人も、島内観光へ向かう人も、すべての流れが一度ここへ集まり島全体へ広がる。空のハブから陸と海のハブへ。宮古島観光の起点を作る構想です。
宮古島観光モデル構想

空のハブ×陸のハブがつくる未来の島
宮古島はいま、「観光地」から「観光設計」へ進む転換点にあります。編集部の未来予想では、今後宮古島の交通は役割分担型へ進化していきます。
・下地島空港=国際線ゲートウェイ
・宮古空港=国内線ハブ
2つの空港が異なる役割を担うことで、宮古島は国際観光と国内観光の両立が可能になります。しかし、その間をつなぐ中心拠点はまだ存在していません。そこで必要になるのが第三の拠点「陸のハブ」です。
平良港バスターミナル=陸と海のハブ構想

編集部が提案するのは、平良港周辺に整備される「宮古島バスターミナル」。この場所を島のすべての移動が交差する結節点として位置付けます。接続される動線は、下地島空港アクセス、宮古空港アクセス、離島航路、クルーズ船乗降動線、市街地交通、ホテルエリア送迎、観光循環バスネットワーク。飛行機で訪れる人も、クルーズ船で訪れる人も、離島から来る人も、島内観光へ向かう人も、一度ここへ集まり島全体へ広がっていく。つまり宮古島に「観光の起点」を生み出す構想です。
下地島空港から始まる体験型アクセス
🧭 宮古島の旅は「3つの導線」でつながる
旅は到着した瞬間から始まります。下地島空港を出発したシャトルは伊良部大橋を渡り、宮古ブルーを眺めながら平良港バスターミナルへ向かう。この移動そのものが最初の観光体験になります。そしてここで旅は分岐します。時間がない人は降りずに宮古空港へ直行。時間に余裕がある人はバスターミナルで下車し島巡りへ向かう。移動が「待ち時間」ではなく「体験時間」へ変わります。
島一周循環ルートという新しい公共交通
バスターミナルを中心に、島全体を巡る循環バスを運行します。平良港を起点に、来間島、宮古空港、シギラリゾート南海岸、東平安名崎、池間島、砂山ビーチをはじめとする西海岸、伊良部大橋、伊良部島・下地島観光、そして下地島空港へ。島の主要観光地と二つの空港が一本のリングで結ばれます。
このルートは単なる移動手段ではありません。島を一周する流れそのものを「観光体験」として設計する新しい公共交通です。どこから乗っても、どこへでもつながる。移動が目的地への手段ではなく、景色と発見を楽しむ旅の一部へ変わります。
同時逆回りではなく「30分間隔ネットワーク」

この構想の核心は運行設計にあります。時計回りと反時計回りを同時に出発させるのではなく、例えば時計回りを10:00出発、反時計回りを10:30出発というように出発時間を30分ずらします。これにより、どの停留所でも約30分おきにいずれかのバスが到着。進行方向を直感的に選べるようになり、待ち時間は大幅に減少します。近距離移動も「来たバスに乗るだけ」で成立し、島内の回遊性は飛躍的に高まります。
免許がなくても旅できる島へ
このネットワークが整えば、宮古島の観光構造は大きく変わります。レンタカー不足の解消、交通渋滞の緩和、高齢者や海外旅行者の移動自由度向上、そして環境負荷の低減。最大の変化は「免許がなくても島を旅できる」ことです。移動手段を持つ人だけの観光から、誰もが同じように島を楽しめる観光へ。交通そのものが観光の公平性を生み出します。
宮古島モデルという観光立国の未来

宮古島は“時刻表を見る島”から、“来たバスに乗れる島”へ。
空のハブ(2空港)、陸と海のハブ(バスターミナル)、そして島を循環する観光交通。この三位一体の仕組みは、日本の観光地でも前例が少ないモデルです。宮古島は単なるリゾートではなく、移動まで設計された観光島へ進化する。それは未来の日本観光のプロトタイプとなり得る、新しい島のかたちです。
伊良部大橋ショッピングゲート構想(未来提案)

伊良部大橋の袂に、免税店を核としたショッピングモール(アウトレット含む)を整備します。狙いは「買い物施設を増やすこと」ではなく、到着時と帰路の両方で立ち寄れる“ゲート”をつくり、宮古島の観光導線に経済循環を組み込むことです。下地島空港から島内へ入る入口に近い立地だからこそ、到着直後に旅のスイッチを入れる買い物体験が可能になります。例えばリゾートウェア,サングラス,水着,サンダル,日焼け止め,ビーチ用品など「今すぐ必要なもの」を揃えられる。旅行中の不便を解消しながら、消費を島内に落とす導線が生まれます。さらに帰路では、免税やアウトレットを活用して“最後に買う理由”をつくれる。お土産,島素材のコスメ,泡盛,限定コラボ商品などを出発前にまとめて選べることで、空港での混雑分散にもつながります。移動の途中に立ち寄るのではなく、移動そのものを「消費」「体験」に変える。観光導線の中でお金が回る仕組みをつくることで、島内事業者の販路拡大,雇用創出,税収増につながり、島全体の収益を底上げします。つまりこの構想は、伊良部大橋を“絶景スポット”から、世界とつながる「ショッピングゲート」へ進化させる未来提案です。
未開発資源を磨く,ウェルネスと景観整備で通年型へ

宮古島の強みは海だけではありません。むしろ次の成長余地は「海以外の価値」を磨き,通年で選ばれる島へ転換することにあります。温泉やサウナ,静けさのある絶景で“整う”ウェルネス観光を強化できれば,繁忙期だけの島から,季節で価値が落ちにくい島へ変わります。雨の日でも目的が作れる,夜も強くなる,長期滞在が増える。これは観光の質と滞在単価を同時に引き上げる構造です。例えば「朝はビーチではなくサウナと外気浴でスタート」「日中は景観散策とカフェで休息」「夕方は夕景とスパ」「夜は静かな食と星空」という流れが成立すると,天候に左右されにくい滞在設計になります。

結果として,旅行者は“晴れた日に海に入れたらラッキー”ではなく,“どの天気でも満足できる島”として宮古島を選ぶようになります。さらにウェルネスはリピーター化と相性が良い。整う体験は「次は別の場所で,別の季節に」と再訪理由を作りやすく,観光の安定化に直結します。

そして宮古島には,通年型観光を支えるもう一つの核があります。世界基準のチャンピオンゴルフコースです。・シギラベイカントリークラブ・エメラルドコーストゴルフリンクス・オーシャンリンクス宮古島。ゴルフは世界的に滞在型観光と相性が良く,1ラウンドに時間がかかる分,宿泊と食,周辺体験がセットで動きます。ここにスパやサウナ,島素材の食,絶景の“整う時間”を組み合わせることで,宮古島は単なる海リゾートではなく「ウェルネスアイランド」として立ち上がります。ハワイやゴールドコースト,バリ島など世界のリゾートでは「海+ゴルフ+ウェルネス」が滞在型観光の核になっています。宮古島はすでに同条件を持ちながら,まだそれが統合されていないだけです。今後は,ゴルフを“ゴルフだけの旅”にせず,プレー前後のサウナ導線,スパ,回復食,静かな景観散策,夕景体験までを一つのパッケージに編集することで,高単価でも納得される滞在価値を作れます。

さらに宮古島の景観資源は、「開発するか守るか」という二択ではなく、“守りながら魅せる”という設計によって価値を高めることができます。三角点やイグアナ岩のような景観地は、遊歩道整備、踏圧を避ける導線設計、撮影ポイントの固定化、人数制限や時間帯予約、解説サインの設置などにより、自然環境を守りながら体験価値を向上させることが可能です。閉じるのではなく、適切に管理し公開することで、景観そのものが持続可能な観光資源へと変わります。
そして宮古島最大の魅力は、世界基準の海と自然体験の密度にあります。日本のグレートバリアリーフとも称される八重干瀬(ヤビジ)は、日本屈指のサンゴ礁群として圧倒的な海中景観を誇り、透明度の高い海でのダイビングや海底地形探訪、ウミガメシュノーケリング🤿など、世界的にも希少な体験が可能です。さらにパラセーリング🪂やパラグライダーによる空からの絶景体験など、海・空・風を一体で感じるマリンアクティビティは、宮古島全体を“体験型リゾート”へと昇華させるポテンシャルを持っています。
加えて、創世神話が息づく御嶽巡りや歴史パワースポット、島各地に点在する絶景ポイントも大きな資源です。現在立ち入りが制限されているエリアについても、環境保全を前提とした導線整備や管理型公開へ転換することで、「守るために活かす」新たな観光価値を生み出すことができます。適切な設計によって唯一性の高い観光スポットを増やし、自然・文化・体験を島全体のストーリーとしてつなげていくことが、宮古島観光の次の進化につながります。

閉じるか開くかではなく,守る設計で価値を上げる。これこそが成熟した観光地の姿です。適切に設計された景観は自然を傷みにくくし,安全性を高め,体験の満足度を引き上げます。観光は単なる“消費”ではなく,“保全に参加する体験”へと変わり,訪れる人自身が島の価値を守る存在になります。その積み重ねが宮古島というブランドを長期的に強くしていきます。宮古島は圧倒的な海の魅力に加え,ウェルネスと景観設計を統合することで,繁忙期依存の観光から脱却し,一年を通して価値が揺らがない「世界基準の滞在島」へ進化できる可能性を持っています。
💰島全体で稼ぎ,島民へ還元するモデル

そして観光を「持続可能」にするためには、体験価値だけでなく、地域経済の仕組みそのものを設計する視点が欠かせません。
宮古島島民の税負担軽減を目的とした観光モデル
観光の目的は観光客を増やすことではありません。島全体で稼ぎ、その利益を島民へ還元することです。観光とは外から訪れる消費によって地域経済を支え、その成果が地域住民の暮らしを豊かにする仕組みであるべきです。観光客が増えても交通混雑や物価上昇など生活負担だけが増えるのであれば成功とは言えません。重要なのは来訪者数ではなく、観光収益が地域へ循環する「構造」を作ることです。観光によって得られた収益が公共交通,環境整備,教育,医療,生活インフラへ再投資され、暮らしが良くなる状態こそが持続可能な観光です。宮古島が目指すべき未来は明確です。観光収益によって島民の税負担を軽減できる島。その仕組みを作ることにあります。
実際に世界では、観光収益を地域全体の価値へ転換した成功事例が存在します。
海外に見る観光収益モデル

世界では外部からの消費を地域全体の利益へ変換した事例が存在します。マカオは観光収益によって税収が拡大し、市民負担の軽減につながりました。ドバイは資源収入を活用して都市を再設計し、観光・ビジネス・居住が循環する国際都市へ成長しました。両地域に共通しているのは、観光や外部収益を単なる経済活動で終わらせず、社会基盤へ再分配する設計があったことです。観光は人数を集める産業ではなく、地域の未来を支える財源として機能しています。
宮古島が持つ可能性

宮古島には原油もカジノもありません。しかし世界トップクラスの自然があります。サンゴが隆起して生まれた島。透明度の高い海。橋でつながる景観。満天の星空。そして身体を整える風と静けさ。これらは世界でも代替できない資源です。重要なのは自然を消費することではなく、「導線」として編集することです。空港から景観へ、景観から滞在へ、滞在から体験へ、体験から消費へ、そして地域還元へ。この流れを設計できたとき、観光は一過性のブームではなく持続する経済循環へと変わります。宮古島独自の自然と体験を軸にした仕組みが整えば、観光は地域の負担ではなく、島民の暮らしを支える基盤となり、世界に示せる新しい観光モデルへと進化していきます。
宮古島型観光国家モデルへ

観光客が増えるほど生活が苦しくなる島ではなく、訪れる人が増えるほど暮らしが豊かになる島へ。観光収益が地域へ循環し、税負担軽減へとつながる構造が完成したとき、宮古島は単なるリゾートではなく、世界へ提示できる「宮古島モデル」として成立します。それは観光を産業にとどめず、自治と暮らしを支える基盤へと進化させる、新しい島のかたちです。
ヒントはシギラ10ホテル構想を島全体へ広げること

シギラリゾートが強い理由は、ホテルが多いからではありません。複数ホテル,温泉,レストラン,ゴルフ,ビーチ,体験を一つの世界観に統合し、「滞在そのもの」を目的化したことにあります。つまり“泊まる場所”ではなく“過ごし方”を設計し、移動も含めて体験が連続するリゾートを実現した。この発想を宮古島全体へ拡張することが、みゃーくずみ編集部が描く未来提案です。

まず入口を明確にします。宮古空港=国内線✈️、下地島空港=国際線。世界から訪れる人の最初の接点をここに置き、到着した瞬間から旅が始まる導線をつくる。次に中心となる拠点を設けます。平良港=ハブ。空港アクセス,離島航路,クルーズ,市街地,ホテルエリア,観光循環バスが一度集まり、島全体へ広がる起点となる場所です。ここが島版シギラの「フロント」に相当します。

そして最も重要なのが移動です。循環バス=移動導線。点在する絶景や体験を個別に巡るのではなく、島を一周する“体験ルート”として設計する。来間,南海岸,東平安名崎,池間,西海岸,伊良部・下地といった各エリアがリング状につながることで、移動は待ち時間ではなく「景色を楽しむ時間」「次の体験へ向かう時間」へ変わります。移動の価値が上がればレンタカー依存は下がり、免許がなくても旅が成立する。観光の受け皿は大きく広がります。

各エリアは「分散型リゾート」として役割を持たせます。南海岸は滞在とウェルネス,東は景観と巡礼,北は自然とファミリー,西は夕景と街歩き,伊良部・下地は青と空港アクセス。それぞれが主役となる体験を編集し、混雑を一点に集中させない。島全体を回遊させることで、収益機会が島内全域へ広がります。

この構造が完成したとき、宮古島そのものが一つの巨大リゾートになります。ホテルの集合体ではなく、島全体が一つの「滞在商品」。入口(国際ゲート),中心(ハブ),導線(循環バス),テーマ別エリア(分散型リゾート)を統合すれば、宮古島は“観光地”ではなく“設計された滞在島”へ進化します。シギラがリゾートの完成形を示したなら、宮古島はそれを島規模へ拡張した世界基準のモデルになれるのです。
世界を見て宮古島を選んだからこそ描ける未来

編集者が30年前にシドニーに会社を設立した頃、オーストラリア・シドニー🇦🇺中心部は典型的な車社会でした。都市の移動は自動車が主役で、人は道路の脇を移動する存在でした。しかし現在のシドニーは違います。中心部は路面電車や公共交通を軸に再設計され、歩行者と都市体験が主役の街へ変わりました。都市は完成形ではなく、時代に合わせて「設計し直せる」ものだということを実感した瞬間でした。

編集者はこれまで、イタリア🇮🇹、シンガポール🇸🇬、香港🇭🇰、マカオ🇲🇴、タイ(バンコク・パタヤ)🇹🇭、インドネシア・バリ島🇮🇩、マレーシア🇲🇾、韓国🇰🇷、ベトナム🇻🇳、中国・深圳🇨🇳、フィリピン🇵🇭、グァム🇬🇺、イギリス🇬🇧、ドイツ・フランクフルト🇩🇪、UAE・ドバイ🇦🇪、フランス🇫🇷、アメリカ各地🇺🇸、ハワイ(オアフ島・マウイ島・ハワイ島)🌺、そしてオーストラリア(シドニー・ゴールドコースト・ケアンズ・パース・タスマニア)🇦🇺を巡ってきました。それぞれの国や都市には成功の理由がありました。歴史を磨いた都市、経済を設計した都市、交通を再構築した都市、観光を国家戦略として組み立てた地域。共通していたのは、偶然人気になった場所は一つもなく、「人の流れ」を意図して設計していたという点です。

その上で移住の地として選んだのが宮古島でした。世界中の都市とリゾートを見てきたからこそ分かることがあります。宮古島の自然はすでに世界トップクラスでありながら、観光としての設計はまだ発展途中にあるということです。つまり未完成であること自体が最大の可能性でもあります。完成された観光地は変化が難しい。しかし宮古島には、空港・港・街・自然・体験をこれから一つの導線として編集できる余白が残されています。

世界を見たからこそ断言できます。宮古島はまだ完成していない。だからこそ世界基準になれる。自然の美しさだけではなく、人の動き、滞在の流れ、地域への還元までを設計できたとき、この島は単なる南のリゾートではなく、世界が参考にする「次世代の観光モデル」へ進化する可能性を持っています。
🌺みゃーくずみ編集者の願い
観光客が笑顔になり、島民も笑顔になる島へ。観光に使われる島ではなく、観光を設計できる島へ。空・海・陸のハブがつながったとき、宮古島は世界でも例のない「島型観光モデル」になります。
未来は、想像し言葉にした瞬間から始まります。宮古島の未来は、誰か一人が作るものではありません。行政でも企業でも観光客でもない。この島に関わるすべての人の選択の積み重ねによって形になっていきます。
美しい海は、すでにあります。

誇れる自然も、すでにあります。足りないのは「どう使うか」という意思だけです。
観光客が増えるたびに島民の生活が苦しくなる島ではなく、訪れる人が増えるほど暮らしが豊かになる島へ。移動が楽になり、働く場所が増え、若い世代が未来を感じ、高齢者が安心して暮らせる島へ。もし宮古島が、観光によって税収を生み、その恩恵が教育・医療・交通・生活へ還元される島になったとしたら、それは日本の離島モデルを変える出来事になるかもしれません。
未来は突然訪れるものではありません。誰かが想像し、言葉にし、共有した瞬間から少しずつ現実になります。
みゃーくずみは、その「最初の一歩」を記録し続けたいと思います。
宮古島が、世界に誇れる島であり続けるために。みゃーくずみは、その未来を描き続けます。
❓宮古島未来設計図 FAQ
よくある質問
Q1. この未来構想は実際の行政計画ですか?
本記事はみゃーくずみ編集者による未来予想および提案です。現時点で行政が進めている公式計画ではありません。しかし、宮古島の観光・交通・地域経済の可能性を踏まえ、「こうした選択肢もあり得る」という視点から描いた未来設計図です。
Q2. なぜ観光で島民の税負担軽減を目指すのですか?
観光は外部から資金を呼び込める数少ない地域産業です。観光収益が島全体へ循環し税収が安定すれば、公共交通・医療・教育・インフラ整備に再投資でき、結果として島民の税負担軽減につながる可能性があります。観光客数の増加ではなく、「収益構造の設計」が重要だと考えています。
Q3. 開発によって自然が失われる心配はありませんか?
本構想は新たな大型開発を前提としていません。目的は自然を増やすことではなく、既にある自然を「守りながら魅せる」導線設計です。人数制限、遊歩道整備、安全対策、協力金制度などを組み合わせることで、保全と観光を両立できる可能性があります。
Q4. なぜバスターミナル構想が重要なのですか?
宮古島では移動手段がレンタカー中心となっており、免許を持たない旅行者や高齢者にとって移動の自由度が限られています。空港・港・市街地・観光地を結ぶハブ拠点ができることで、移動そのものが観光体験となり、島全体へ人の流れと経済効果を広げられると考えています。
Q5. 循環バス構想は現実的ですか?
世界の観光都市では循環型交通が一般的です。限られたエリアに観光資源が集中する宮古島は、むしろ導入しやすい地理条件を持っています。段階的導入や観光シーズン限定運行など、小さく始める形も考えられます。
Q6. なぜウェルネスやゴルフを重視するのですか?
海だけに依存すると観光は季節や天候に左右されます。ウェルネス、ゴルフ、景観体験を組み合わせることで通年型観光へ移行でき、滞在日数が伸び、地域経済の安定につながります。これはハワイやパタヤなど世界的リゾートでも採用されているモデルです。
Q7. この未来構想の最終的な目的は何ですか?
観光客を増やすことではありません。観光によって地域が豊かになり、島民の生活がより良くなることです。観光客と島民の双方が笑顔になれる循環を作ること。それが、みゃーくずみ編集者が描く宮古島未来設計の目標です。
✍️みゃーくずみ編集者プロフィール
大久 和紀
(Instagram「酔いどれ親父の独り言」)
1960年生まれ。10代から飲食業界でキャリアをスタートし、1984年に東京・赤坂で飲食事業会社を設立。パブレストラン「赤坂サザンクロス」をオープンし、以降、赤坂・青山・北青山・表参道・六本木エリアを中心に事業を展開。
1995年から2004年にかけて、ブライダルパーティ専門店「ミルベーゼ」「ブリックス」などを運営し、美容室事業も展開。青山キラー通りではイタリアンレストラン「アデッソ」を開業。西麻布「ラサーラ店」ではイタリア・ミラノから40フィートコンテナで家具やテラコッタを直接輸入し、イタリア人職人を招聘して店舗建築を行うなど、本場ヨーロッパの空間づくりを日本に導入した。
同時期、オーストラリア・シドニーにて「ビッグナインオーストラリア」を設立。西オーストラリア州パースから、限られた水域にのみ生息する淡水ロブスター「Marron(マロン)」の輸入事業も手掛ける。
2005年、南青山に「かれー麺 実之和」をオープン。翌2006年には六本木店を開業し、現在まで続く人気ブランドを確立。
これまで飛行機移動は国内1000回以上、海外渡航は200回以上。
編集者はこれまで、イタリア🇮🇹、シンガポール🇸🇬、香港🇭🇰、マカオ🇲🇴、タイ(バンコク・パタヤ)🇹🇭、インドネシア・バリ島🇮🇩、マレーシア🇲🇾、韓国🇰🇷、ベトナム🇻🇳、中国・深圳🇨🇳、フィリピン🇵🇭、グァム🇬🇺、イギリス🇬🇧、ドイツ・フランクフルト🇩🇪、UAE・ドバイ🇦🇪、フランス🇫🇷、アメリカ各地🇺🇸、ハワイ(オアフ島・マウイ島・ハワイ島)🌺、そしてオーストラリア(シドニー・ゴールドコースト・ケアンズ・パース・タスマニア)🇦🇺を巡り、世界各国の都市設計・観光導線・食文化・リゾート開発を体験してきた。
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宮古島との出会い、そして移住
2014年6月、初めて宮古島を訪問。その瞬間、透明な海と穏やかな空気、自然と人の距離感に強く魅了され、同年8月に移住を決意。
2018年には宮古島で飲食店を開業し、現在も宮古島を拠点に事業活動を続けている。
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「みゃーくずみ」誕生の理由
宮古島には観光情報のフリーペーパーが存在しますが、多くは島に到着してからしか手に入りません。「訪れる前から宮古島を知ることができたら、旅はもっと豊かになる。」その想いから、2025年6月に宮古島情報メディアサイト「みゃーくずみ」を立ち上げた。
グルメ、観光スポット、パワースポット、ビーチ、宿泊施設、オプショナルツアー、交通、ショッピングなど、旅行前から役立つ情報を網羅的に発信し、訪れる人が宮古島の魅力を最大限に体験できることを目的としている。
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編集者としての想い
世界各地を見てきたからこそ感じることがある。宮古島には、まだ世界に知られていない可能性がある。唯一無二の自然、文化、人の温かさ。その価値を正しく伝え、未来へつなげること。
「みゃーくずみ」は、宮古島を訪れる人の道しるべであり、島の未来を考えるメディアでありたいと考えている。
🌏 世界を見た編集者だから描ける宮古島未来構想
本記事は、単なる観光提案ではありません。世界各国の都市やリゾートを実際に歩き、滞在し、食文化や観光導線、都市設計を体験してきた編集者の視点から描かれた未来構想です。イタリアの歴史都市、シンガポールや香港の都市設計、ドバイの国家戦略型開発、バリ島やハワイの滞在型リゾート、そしてオーストラリア各都市の交通再設計など、世界には「人の流れを設計することで価値を生み出した場所」が存在します。
宮古島は、自然の美しさという点ではすでに世界基準にあります。しかし観光導線や滞在設計という視点では、まだ完成していない島でもあります。だからこそ可能性がある。完成された観光地ではなく、“これから設計できる島”であることが最大の強みです。
世界を見た経験があるからこそ分かることがあります。宮古島は特別な何かを新しく作る必要はありません。すでにある自然・文化・人・景観を、一つの流れとして編集するだけで、島全体が世界に誇れる滞在型リゾートへ進化できる。その未来像を提示することが、「みゃーくずみ」が目指す役割です。
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