夜の宮古島は、海と空の境界が消えるような静けさに包まれます。その暗闇の中でゆっくりと光がすべるように流れていく。それがおうし座流星群です。派手に降り注ぐわけではありませんが、ひとつひとつが明るく、ゆっくりと見えるのが特徴。家族や恋人と並んで夜空を眺める時間にぴったりの流星群です。

おうし座流星群とは
おうし座流星群は毎年10月下旬〜11月中旬にかけて長く観測できる流星群です。数は多くありませんが、1つ1つが明るく“スロー流星”と呼ばれるほど動きがゆっくり。星を見ることに慣れていない人でも気づきやすいのが魅力です。つまり、会話しながら一緒に待つ時間が楽しい流星群です。

なぜ宮古島で星がよく見えるのか
宮古島は、日本でも特に星が見えやすい環境が揃っています。
光害が少ない→夜空が明るくなりにくい
空が広い→視界を遮る山がほとんどない
海が光を吸収する→夜空が濃く、星がくっきり浮かぶ
つまり宮古島の星空は、**“空が暗いから星が強く光る”**のです。
観測におすすめの場所(安全・行きやすさ重視)
① 西平安名岬(にしへんなざき)
駐車場・トイレ・通路が整備されており、家族連れでも行きやすい星スポットです。視界を遮るものがなく、空が大きく広がるため、仰向けに寝転んで観測するのがおすすめ。風が強くなることがあるので上着は必須。足元は明かりが少ないため、移動時はライトを。
② 池間大橋付近(本島側の砂地エリア)
橋のシルエットと星空が重なる「宮古島らしい夜景」が楽しめる場所です。砂地にレジャーシートを敷いて寝転がれば、空を大きく見渡せます。街明かりが少なく、視界も広いので流星を見逃しにくい環境。ただし、海辺に近づきすぎないようご注意ください。
③ 長崎浜(来間島)
人が少なく、静けさに包まれた星空スポットです。周囲に明かりがほとんどないため、星が濃く見えるのが魅力。家族で“寝転んで星を眺める時間”に最適です。夜は本当に暗くなるので、足元ライトと虫よけ、飲み物を忘れずに。
④ サンセットビーチ(暗い側の端)
砂浜が広く平坦なので、子ども連れでの観測にも安心感があります。市街地からのアクセスも良いため、夜にあまり移動したくない旅程の日にも使いやすいスポット。星をしっかり見たい場合は、ビーチの「照明が少ない端側」を選びましょう。
⑤ 東平安名崎(ひがしへんなざき)※条件つきでおすすめ
宮古島でもっとも空が濃く、星が強く見える場所です。街明かりが無いぶん、流星や天の川がはっきり浮かび上がります。ただし、夜は本当に真っ暗で、両側が断崖のため**必ず日没前に到着し、暗くなっても“遊歩道から絶対に出ない”こと。**ライト必携。風が強い日は中止判断も大切です。安全を守れる人だけにおすすめしたい、特別な星空スポットです。
※真っ暗になるためライト必須
※岩場や海辺に近づきすぎないこと
見る方向・姿勢
おうし座流星群は空のどこからでも出現します。方角は気にしなくて大丈夫です。おすすめはレジャーシートを敷いて仰向けで空を見ること。首や肩が疲れず、長く楽しめます。
ベストな時間帯
21:00〜深夜2:00が観測に向いています。月が明るい日は、建物や木の影を使って月を隠すと星が見やすくなります。風が強い日は体感温度が下がるため、羽織り物を必ず持っていきましょう。
家族・子どもと楽しむコツ
夜の宮古島は想像以上に暗いです。
足元用ライト(できれば赤ライト)
虫よけ必須
無理に水辺へ近づかない
長時間座るならレジャーシート+薄手のクッション
安全に、無理なく、ゆったりと。
静けさを守るローカルルール
宮古島の夜は音が遠くまで響きます。
音楽を流さない
騒がない
ゴミは必ず持ち帰る
夜の海は、島の人にとって“祈りと暮らしの場所”。そっとそっと楽しんでください。
まとめ
おうし座流星群は**「誰かと同じ空を見ていたい夜」**にぴったりの流星群です。宮古島は、海が光を吸い込み、星だけが強く輝く島。家族と、恋人と、ひとりでも深呼吸したくなる夜。ゆっくり流れる光を、宮古島で。
FAQ|おうし座流星群を宮古島で楽しむために
Q1. おうし座流星群はいつ見られますか?
A. 毎年10月下旬〜11月中旬頃に観測できます。ピークは大きく偏らず、長い期間ゆっくり観察できる流星群です。数は多くないですが、一つ一つが明るく見やすいのが特徴です。
Q2. どの方角を見ればいいですか?
A. 方角は気にしなくて大丈夫です。空全体から流れます。仰向けになって視界を広くすることで流星が見えやすくなります。
Q3. 子どもと一緒に見ても大丈夫?
A. 大丈夫です。ただし夜の宮古島はとても暗いため、足元用ライト(赤ライト推奨)と海辺へ近づかない意識が大切です。ビーチではトゥリバーサンセットビーチが安心しやすい場所です。
Q4. 寒さはありますか?
A. 風があると体感温度が下がります。夜は薄手の上着を1枚持っていくと快適に過ごせます。
Q5. 写真は撮れますか?
A. 撮れますが、流星は動きが早いため、カメラの長時間露光設定や固定が必要です。観察がメインの日は、写真にこだわらなくても満足できる流星群です。
Q6. 宮古島での星見のマナーはありますか?
A. あります。
- 大きな声を出さない
- 音楽を流さない
- ゴミは必ず持ち帰る
- 車のライトは必要な時だけ
静けさは“夜の景色の一部”です。



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