
🐚 保良漁港の浜|サンゴ礁と透明な海に包まれる、宮古島の“静かな宝石”
東平安名崎から車で数分。観光地から少しだけ離れただけで、まるで別世界のような静寂と美しさに包まれる場所が広がります。
それが、保良漁港の浜(ぼらぎょこうのはま)。
観光パンフレットにもほとんど登場しないこの浜は、地元の人ですらその美しさを見過ごしてしまいそうな、“本当に知る人ぞ知る”隠れビーチです。

🏝️ 漁港のすぐ横に広がる、白砂とエメラルドの楽園
ビーチは保良漁港のすぐ隣。堤防の先にある砂浜に足を踏み入れると、サラサラの白い砂と目を見張るほど透明な海が広がります。
- 漁港に隣接していながら、漂うのは自然の静けさ
- 建物や売店は一切なく、まるでプライベートビーチのような感覚
- 足音と波音だけが聞こえる、特別なひとときが流れます
東平安名崎など、観光スポットからのアクセスも良いため、観光のついでに立ち寄れる穴場としても優秀です。

🪸 サンゴ礁が育む、グラデーションの美しさ
保良漁港の浜の最大の魅力は、発達したサンゴ礁が織りなす、海の色彩の豊かさ。
浅瀬から沖へと続く海は、淡い水色から深いターコイズ、そしてコバルトブルーへと、まるで絵の具を広げたかのようにグラデーションを描きます。
- 潮の干満によって見える景色が変化
- 浅瀬には大小の岩が点在し、自然が作り出した彫刻のような風景に
- 海中には小魚やサンゴが広がり、簡易なシュノーケリングでも充分楽しめる海中世界
人工的な遊泳エリアではないからこそ、海本来の息吹と色を全身で感じられる場所です。

🧘♀️ “静けさを味わうためのビーチ”という贅沢
夏でも驚くほど人が少ない保良漁港の浜では、誰にも邪魔されることなく、本当の意味で自分だけの時間を過ごすことができます。
- 静かに読書をする
- 浅瀬で貝殻を探す
- ビーチタオルを敷いて寝転び、波音に身をゆだねる
- 一人で心を整えたいときの“再生の場所”として訪れる
宮古島の喧騒からほんの少し離れるだけで、こんなにも心が安らぐとは——
訪れた人がそう感じる、不思議な力がこの場所にはあります。
🚫 設備のない不便さが、“自然との距離の近さ”に変わる
保良漁港の浜には、シャワーやトイレなどの施設はありません。けれど、その不便さこそが自然との近さ、海との一体感を生んでいます。
- 水やタオル、サンダルなどは事前に準備を
- 直射日光を避けるため、日陰がないことを考慮して短時間の滞在を推奨
- 訪れた際には、来たときよりも美しく——ゴミは必ず持ち帰りましょう
📍 基本情報
- 名称: 保良漁港の浜(ぼらぎょこうのはま)
- 所在地: 沖縄県宮古島市城辺字保良
- アクセス: 東平安名崎から車で約3〜5分/駐車スペースは漁港付近に若干あり
- 設備: なし(トイレ・シャワー・売店なし)
- おすすめの訪問時間: 午前〜午後早め(西日は強いため)
- 注意点: 岩場の多い箇所はマリンシューズがおすすめ。クラゲ対策も忘れずに。
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