川満漁港「マングローブの美しい景観と野鳥たちとの出会いを楽しむ」

川満漁港は、宮古島で最大の干潟である与那覇湾に面した静かな漁港です。漁港の防波堤沿いには、2メートルほどのヤエヤマヒルギが整然と並び、小さな群落が広がるマングローブ地帯となっています。これらのマングローブは、数十年前に行われた植樹活動により広がり、現在では多様な生態系を育んでいます。

このエリアは、特に野鳥観察に最適な場所として知られており、メダイチドリ、アカアシシギ、エリグロアジサシなどの多くの野鳥が生息しています。時には、渡り鳥としてサシバも姿を見せることがあります。自然豊かな環境の中で、季節ごとに様々な鳥たちとの出会いを楽しめます。

漁港周辺は、訪れる人も少なく、広々とした駐車場も完備されています。

干潮時には、マングローブの根元が露出し、まるでアマゾンや東南アジアを思わせるエキゾチックな風景が広がります。しかし、このエリアは泥や苔が多く、非常に滑りやすいので、散策時には足元に十分注意してください。

川満漁港からのサンセット

川満漁港は、美しいマングローブと野鳥たちが共存する、静かな自然の魅力を堪能できる場所です。

所在地:沖縄県宮古島市下地川満