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大野山林「宮古島最大の亜熱帯原生林で、豊かな自然と多種多様な野鳥を楽しむ癒しのスポット」

🌳 大野山林|宮古島最大の森に広がる、静寂と命の息吹を感じる“緑の楽園”

— 山のない宮古島に息づく、もうひとつの大自然 —

宮古島といえば、どこまでも続く海の青と白い砂浜を思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど、この島にはもう一つの顔があります。それが、**宮古島最大にして唯一の“森”——大野山林(おおのさんりん)**です。

その広さは実に119ヘクタール。島の中心部、東仲宗根地区に広がるこの森は、海に囲まれた宮古島の中で貴重なグリーンベルトとして、さまざまな生き物たちの命を育み、人々に癒しの時間を提供してくれます。

🌴 亜熱帯原生林が息づく、島の“緑の心臓部”

大野山林には、アカギ・リュウキュウマツ・タブノキ・クスノキ類など、沖縄特有の亜熱帯樹木が多く自生しています。風を受けてざわめく葉音、湿った土の香り、森を包む優しい空気——ここでは、普段の宮古島のイメージとはまったく異なる世界が広がっています。

宮古島は山岳や大きな川を持たない島ですが、この森は、あたかも“島の山”とも呼べる存在。平坦な地形の中で、ここだけが垂直方向に立ち上がる自然の躍動を感じさせてくれるのです。

🐦 バードウォッチャー垂涎の“天然のサンクチュアリ”

この山林の最大の魅力の一つが、野鳥たちの楽園であること。南西諸島に分布する多くの鳥たちが集まるこの地では、なんと300種以上の野鳥が確認されているとされます。

中でも注目すべきは、天然記念物の「キンバト」や「カラスバト」、「オオクイナ」、「リュウキュウキビタキ」など、希少種が間近で観察できる可能性があること。繁殖や休息の場としても利用されており、双眼鏡片手に静かに歩を進めれば、さえずりや羽ばたきの音に耳を傾ける“至福のひととき”を味わえます。

🍃 四季を感じる遊歩道と展望台

森林内には整備された遊歩道があり、季節ごとに変化する森の風景を楽しみながら、安心して散策できます。森の中は直射日光を遮る木々のおかげで、夏場でも比較的涼しく、心地よい森林浴が可能。湿度は高めですが、それがかえって深い呼吸を誘い、リラックス効果を高めてくれます。

また、途中に設置された展望台からは、広大な森の“緑の海”を見渡すことができ、運が良ければ、はるか遠くに宮古ブルーの海原がのぞくことも。まさに島全体のコントラストを味わえる貴重な視点場です。

🧘‍♀️ 観光の合間に、“海ではない宮古島”を体験する

観光客の多くは海沿いに目を奪われがちですが、大野山林のように、静かな“内陸の宮古島”を体験できるスポットは非常に貴重です。朝の涼しい時間帯に散歩するもよし、昼の避暑地として訪れるもよし。

また、スピリチュアルな視点から見ても、“自然の浄化エネルギーが満ちた場所”として、訪れる人の心身を整えてくれる力を感じられるはずです。

📍所在地:沖縄県宮古島市平良字東仲宗根

🚗 宮古空港から車で約15分/駐車場・トイレあり

📅 散策は朝〜午前中が涼しくおすすめ(虫除け・歩きやすい靴を忘れずに)