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🐛宮古島にも影響?体長8ミリ「悪魔」再来、ゴーヤー被害と出荷制限

沖縄で広がるセグロウリミバエ被害、宮古島への影響は?

沖縄本島で2024年3月に確認された外来特殊害虫 セグロウリミバエ(通称「8ミリの悪魔」) の出現により、ゴーヤーなどのウリ科野菜に対する被害が拡大。これを受けて、沖縄県からのゴーヤーやナス、熱帯果実などの島外への持ち出しが原則禁止となる緊急措置が実施されています  。

📌 セグロウリミバエとは?

  • 外来種の特殊害虫で、成虫(約8 mm)がウリ科やナス科の果実に産卵。
  • 卵から孵化した幼虫は果肉を食い荒らし、果実を短期間で壊滅させる  。
  • 過去には日本では1998年と2003年に石垣島で少数捕獲された例のみで、21年間は国内に再定着せず ()。

🧮 被害の現状と対策(2024〜2025)

  • 名護市を始めとする沖縄本島北部で次々に成虫が捕獲され、5月までに50地点以上で1,344匹を確認するに至る  。
  • 区域のウリ類畑では多くの害虫寄生果実が発見され、家庭菜園にも被害が拡大 ()。
  • 対策として沖縄県と農林水産省が 緊急防除措置 を実施。「害虫未検出の確認がない限り、島外への野菜持ち出しは不可」などが含まれる  。

🏝 宮古島への影響は?

現在、本土(沖縄本島)での被害確認が中心であり、宮古島では成虫の発生報告はされていません。ただし、移動する観光客や持ち出される果実を通じて、宮古島への侵入リスクは“ゼロではない”とも言えます。

これまで沖縄本島での拡大が懸念された経緯を踏まえると、宮古島内でもウリ科作物(ゴーヤー、ヘチマなど)の確認と予防的措置は早めの対応が望まれます。温暖化の影響で害虫の分布域が広がる可能性も否定できません。

✅ 宮古島に暮らす・訪れる方への注意点

  • ゴーヤーなどウリ科作物を、無断で島外に持ち出さないこと(違反すると罰則対象)。
  • 庭や家庭菜園の果実に異常がないか定期チェックを。幼虫や腐敗の兆候がある場合には、早めに市町村の農業担当者へ連絡を。
  • 最新の防疫・出荷制限情報をこまめに確認し、状況の変化に備えましょう。