
釣寿庵(ちょうじゅあん)|夫婦が紡ぐ、心ほどける蕎麦と天ぷらの隠れ家
釣りとお酒、そして蕎麦への深い愛情を抱く店主ご夫妻が、定年を機に宮古島で始めた小さな蕎麦店、それが 「釣寿庵(ちょうじゅあん)」 です。自宅のような温もりあふれる空間で、一杯の蕎麦にも、熱い想いを込めて。ここでは観光客も地元の方も、まるで「ただいま」と帰るような優しさに包まれます。

🕰 営業スタイルと特別なそば会席膳
夕方以降は完全予約制で、「そば会席膳」を提供。和風、洋風、おまかせの3コースから選べ、その日その日で用意される前菜、天ぷら、自家製小鉢など、細やかな逸品ひとつひとつにご主人のこだわりが光ります。特に天ぷらは揚げたてサクサク。素材選びから揚げ加減まで妥協のない、美食家もうなる仕上がりです。そして〆は、美しく手打ちされた十割そば。「釣寿庵」でしか味わえない“余韻”を残してくれます。
昼の部はランチ営業。気軽に立ち寄れる定食スタイルで、香り高い蕎麦とともに、島の旬菜や軽やかな一品料理をバランスよく楽しめます。観光中の小腹満たしにもぴったりです。

🌾 蕎麦へのこだわり|北海道×北米×沖縄流出汁
蕎麦粉は北海道沼田町産最高級「キタワセ種」と、香り高い北米産そば粉を絶妙にブレンド。つなぎには国産小麦を二割使用し、手打ちならではの香りとコシ、食べ応えを両立した “外二八そば” に仕上がっています。
出汁は焼津産の本カツオ・ソウダカツオ・サバを厚削り。しっかりと厚みのある旨みが、そばつゆに深い奥行きを与えます。口に含むと、香ばしく優しい蕎麦と、濃密なのに重すぎない上品な出汁が、じんわり体に染みわたります。

👩 店主夫婦が織り成す“おうち時間”
“夫婦二人三脚”で営むお店だからこその、あたたかさとほどよい距離感があります。気さくな店主と、笑顔いっぱいの女将さんが迎えてくれるので、女性ひとりでも安心。旅先で出会う“心安らぐ地元の空気”を感じながら、ゆったり過ごすにはぴったりの空間です。
天井の照明も、テーブルの漆器も、店全体が温かく統一された雰囲気。小さな子連れやご高齢の方など、どんな世代でも心地よく過ごせるように、配慮が行き届いています。
🍵 季節感を愉しむ一品料理とお酒
会席膳では季節ごとの逸品も提供されます。たとえば夏なら島野菜の冷やし鉢、秋ならキノコの天ぷらや柿を使った和え物など。旬を取り入れることで、宮古島にいながら季節の移ろいも感じられます。
さらに、店主は蕎麦だけでなく「釣り」と「お酒」も大好き。全国各地から厳選した日本酒や焼酎(泡盛)を、釣魚を使った小鉢や天ぷらに合わせて提供するなど、酒飲み心をくすぐるペアリングも楽しめます。
🎣 釣り好き店主ならではの“魚天ぷら”体験
釣ってきた新鮮な魚を天ぷらにした“釣り魚天ぷら”は、釣寿庵の隠れた名物。季節の魚を最高の状態で味わえる贅沢な一品で、釣り好きにはたまらないメニューです。また、来店ピーク時には店主が釣った魚についての楽しいエピソードも聞けるかも?
🧩 こんな方におすすめ!
- 宮古島で“地元の人の家”に招かれたような、温かな食体験をしたい方
- 手打ち蕎麦と天ぷらをゆっくり味わいたい美食旅派
- 予約制の特別な食事体験を大切な人と共有したいカップル&シニア旅
- 釣りやお酒の話でもりあがりたい、趣味つながりを求める方
🔖 お店情報まとめ
- 店名:釣寿庵(ちょうじゅあん)
- 住所:沖縄県宮古島市下地上地419‑2
- 電話:090‑3812‑0646
- 営業:昼はランチ/夜は予約制そば会席膳(和風・洋風・おまかせの3コース)
- 予約推奨:特に夜の部は事前予約をおすすめします
✅ まとめ
「釣寿庵」は、宮古島で他にはない、夫婦が心を込めて紡ぐ“おうち時間”を味わえる小さなお蕎麦屋さん。手打ち蕎麦への深い愛情、新鮮素材へのこだわり、そして家族のような温かさ——。宮古島滞在中、観光名所巡りに疲れたとき、心ほぐれる食の時間を求めたときにぜひ足を運んでみてください。日常と旅のあいま、この場所で出会う“温かな余韻”は、かけがえのない思い出になることでしょう。
公式サイト: 釣寿庵
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