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亀川菓子店「餅やかるかん、月桃まんじゅう、レモンケーキ、いちご大福など、昔ながらの和菓子が並んでいる」

宮古島で愛され続ける老舗和菓子店「亀川菓子店」——昔ながらの味と優しさに出会える場所

沖縄県宮古島市平良の住宅街にひっそりと佇む「亀川菓子店」は、地元で65年以上もの間、和菓子を通じて島の暮らしに寄り添ってきた老舗店です。創業者である亀川弘さんと、その妻ミツコさんが二人三脚で続けてきたこのお店は、観光地にある派手なスイーツショップとは違い、素朴で温かみのある“本物の島の味”を今に伝えています。

店内に足を踏み入れると、昔ながらのショーケースには、手作りの和菓子がずらりと並びます。代表的な商品の一つである「かるかん」は、ふわりとした食感と優しい甘さが特徴。かるかんに使われる山芋の風味が口の中に広がり、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。また、もう一つの看板商品「破れまんじゅう」は、表面のひび割れが特徴で、素朴な見た目とは裏腹に、しっかりとした甘さのこしあんが中に詰まっています。

他にも、月桃の葉で包んだ「月桃まんじゅう」や、季節限定の「いちご大福」、「レモンケーキ」なども人気を集めています。月桃まんじゅうは、宮古島ならではの香り豊かな月桃の葉を使い、蒸しあげられた素朴な一品。口に含むと月桃独特の清涼感が広がり、観光客にも珍しさと美味しさで喜ばれています。

「亀川菓子店」の魅力は、単なる和菓子店に留まりません。地域の行事やお祭り、お供え物としての注文も多く、島の人々の暮らしに欠かせない存在となっています。特に旧盆や法事、お祝いごとなどでは、餅や紅白まんじゅうの注文が殺到し、早めの予約が必須です。発送対応も行っており、宮古島以外の地域に住む人々にも、懐かしの味を届け続けています。

駐車場も完備されており、地元の常連客はもちろん、観光の合間に訪れる人たちにとっても立ち寄りやすいスポットです。ふと甘いものが食べたくなった時、またはお土産選びに迷った時、地元の文化に触れられる「亀川菓子店」の和菓子はきっと素敵な出会いになるはずです。

このように、亀川菓子店は「地元に根ざした老舗和菓子店」として、宮古島の味と文化を守り続けています。大量生産では真似できない手作りのぬくもりと、地元素材を活かした確かな味わい。観光スポットの派手なスイーツも良いけれど、宮古島の本当の甘さを知りたい方には、ぜひ足を運んでいただきたい名店です。

【店舗情報】

名称:亀川菓子店(かめがわかしてん)

住所:沖縄県宮古島市平良字下里998-15

電話番号:0980-72-3402

営業時間:不定期(訪問前に要確認)

定休日:不定休

駐車場:あり